Cosmos and Chaos
Jacket

シッソウ

今はもう断言出来ない
手に残る感触も無くて
想い出の断片 それだけ
確かめる事すら危うく

唯、幹線道路の脇を
追い抜かされながら走るのさ
テールライトの光の中に
もう居ない人が見える

もし君に少しでも
手放したくない物があるのなら
絶対に「要らない」だなんて
一度でも言ってはいけない

高鳴る鼓動は君を失った時に似ている
毎晩こうして僕はあの瞬間を繰り返す

唯、幹線道路の脇を
心を空にして走るのさ
ベッドライトの映す影に
生きていると感じるよ

もし君に少しでも
手放したくない人が居るのなら
絶対にその人の腕を
一度でも放しちゃいけない

高鳴る鼓動は愛を失った時に似ている
明日もこうして僕はこの苦しみを繰り返す

もう居ない人を想い続ける事は無益と
知ってもこうして僕はあの過ちを思い出す
それが弔いになるならと

今はもう断言出来ない
手に残る感触も無くて
もしかして全てが幻だとしたら
僕は救われる?

高鳴る鼓動は君を失った時に似ている
毎晩こうして僕はあの瞬間を繰り返す

もう居ない君を想い続ける事は無益と
知ってもこうして僕はあの過ちを思い出す
それが弔いになるならと