Choose your language. / ja / en / zh
このサイトでは Cookie を使用して、ユーザーに合わせたコンテンツや広告の表示、翻訳、広告の表示回数やクリック数の測定を行っています。 詳細

トラウマ

散らばった針の中から
歪んだ一つが突き刺さる
君の背中に流れる血を
誰も拭えずにいた

好きだった筈の君なら
震える手を委ねられると
僕の手首に滲んだ血に
重ねて見ていた

それはまるで掻き傷で
気にも止めやしないだろう
君に向かうその一つは
僕の何パーセントだろう

優しさに付け込んだのはさっき
あの人を殺したのは昔
[]めよう」と決意したのは僕で
複雑な表情をしたのは君

抱き寄せた身体[からだ]、その腕
香った体温、息遣い
僕の脳裏に焼き付いている
狂いそうな位に

愛の証にも取れる
戯れの傷を増やして
小さな針が短剣に
変わる前にさようなら

泣きながら駆け込んだのはさっき
差し延べた手を払うのは今
切っ掛けを生み出したのは僕で
育て上げてしまったのは君

優しさに付け込んだのはさっき
あの人を殺したのは昔
「生きよう」と覚悟したのは僕で
犠牲[いけにえ]に選ばれたのは君

「いつも虚言なんだろう
痛くなんかないんだろう」って
誰も言いやしないのにさ
嘘で表情[かお]を固めているのは誰だい?

君は寧ろ欲しいんだろう?
「毒食らわば皿まで」と
誰かが二人の関係に
気付く前にさようなら

直線で分断したのはさっき
君と僕を隔てるのは何?
自分では見付け出す気も無くて
トラウマにしてしまったのは僕

優しさに付け込んだのはさっき
あの人を殺したのは昔
「愛している」と言えなかった僕は
また誰かに針を向けるんだろう

作品の情報

作詞
Cosmos and Chaos [2012-04-22]
ライセンス
Creative Commons BY-NC 表示 - 非営利 4.0 国際
お読みください
最新版をダウンロード