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云ってみたら

伸ばした爪を見詰めては
幾度と無く溜息を吐く
そうして時が流れるのを
君の隣、本日も待つ

尖っているはその顔か
いやはや紡がれる言葉か
甘んじ全て受け容れやう[よう]
人の価値は本質に在る

何故それ程に、意固地であるか
私に教えてくれだ等と
抜かすつもりは更々無いが
こうも進まねば閉じたままで居られない

君に意地悪を云ってみたら
小さい[まなこ]を濡らし鳴くだろうか
そんな可愛さなんてこれっぽっちも無いね
私もそうだと[]っているが

断じて甘い顔はせず
毅然と背筋を伸ばすのに
不思議と君の髪の[]
優し夢の残像を観る

何故これ程に、素直でないか
生まれの[しょう]は憎めないが
今日も顔を見せない内から
洒落た靴音[くつのね]を閉じたままの[]で待つ

君が数奇[すき]だと云ってみたら
その薄い口唇[くち]は何と言うだらう[だろう]
どんな私ならば気に入ってくれるか
合わせるつもりも無いのだけど

君に一言云ってみたら
どれほど秩序[せかい]が崩れ繕えるか
そんな危うい道を選んで行く程
私は馬鹿ではないと思うだらう?

洒落た靴音と
きらきら光る袖口の[ぼたん]
意味も無く着飾って
他意の無い笑みを浮かべる君に
噫、君に

君が好きだと云ってみたら
その細い眼、なお細くするだらうか
嗚呼、可愛さなんてこれっぽっちも無いね
私は馬鹿ではないと思うだらう?

作品の情報

作詞
Cosmos and Chaos [2014-01-26]
ライセンス
Creative Commons BY-NC 表示 - 非営利 4.0 国際
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