Jacket

崇拝

彼と出会う前の日々は
煌めいていて
彼に触れた後の時間[とき]
輝いていた

全てあなたのおかげだと
信じて疑わなかった
なのに
あなた以外の人を
愛した私は罰を受ける

罪と知っていたなら
好きにならなかったろうか
なんて、今更遅すぎるの
今夜私は穢れゆくのだから

次に生まれ変わる時は
覚えていたい
何かを信じる事で
救わたりしないと

あなたへ捧げる覚悟を
彼にも同じだけ、いやもっと
そう一途であれば
許して貰える罪など無い

そうと知っていたなら
何もかも捨てたろうか
なんて、答えは変わらないの
今も私は清いままなのだから

罠と知っていたなら
触れようとしなかったろうか
なんて、今更遅すぎるの
この世界に彼は居ないのだから