意識
ベンチの下に落ちてる煙草の箱拾ったら
隣に座る女性の蛍光色の靴が>目に入る
飛び込んできた刺激に噎せる様な弱さじゃ
この先やっていけるか自信が無いとぼやいて
目を伏せる
目まぐるしい妄想の片隅で育つ
名前も無い欲望を
意識という>檻の中に閉じ込めて
笑って居れば>何もかも上手くいく
その筈なんだ
君の情報を得る>度により一層>欲しくなる
手に入る筈だった>明日を檻の外>に逃がして
悔やんでいる私カワイソウ
自己満足の内に全て終わる
「恋に狂ったな」 指摘は素敵な毒薬になる
無意識の業 強力に現象論を形>作っていく
飛び込んでみようと決意しては止めるのなら
どの道やっていけないさ
未来が無いと嘆くは>愚か者
息苦しい真夜中の不安はリフレイン
飛び付くなら血の通うものを希望する
足枷に押し付けた言い訳や理由
本当は未解決 答えを頂戴
君の情報を得る>度に知らない>事を知る
まだ続く筈だった>夢を檻の外に放して
優しいでしょう私カワイソウ?
そう思うなら早く愛してみて
浅はかな妄想の片隅で育つ
君へ向かう欲望を
意識という>檻の中に閉じ込めて
笑って居れば>いつの日か上手くいく
その筈だった
君の情報を得る>度により一層>欲しくなる
手に入る筈だった>明日を檻の外>に逃がして
悔やんでいる私カワイソウ
自己満足の内に全て終わる