星が堕ちる夜
堕ちてくる星を掴む私の手を
どうかどうか…握っていて ずっと…
人々はいつの間にかずっと前に
信じられる光を失くした
私は空を見上げてはそこにある
闇の合間に目を凝らしてる
ああ、言葉なんて幻よりも儚い
だからあなた囁かないで
その手で私に触れて
それだけで良いから
堕ちてゆく星をめぐり争う者は
いつもいつも…自分が堕ちてゆく
昇りくる月を見つめるあなたの目に
いつかいつか…恋をしたの 私
世界はいつの間にか気付かぬ内に
真実だけを上手く隠した
あなたは私を見つめていつも言う
「夜は独りで苦しんだから」
ああ、言葉なんて夢よりも馬鹿げてるのに
私あなたの声を聴いている
その目を覗いただけで
私は信じられる
堕ちてゆく星を止める術は無くて
いつもいつも…朝を待つばかりで
昇りくる月を見つめる私の目に
いつか真実が映ってほしい
昇りくる月を見つめるあなたの目に
いつかいつか…恋をしたの 私
堕ちてくる星を掴む私の手を
どうかどうか…握っていて きっと…