Jacket

月の無い夜

永遠とか愛情とか
忘れられるくらいに
静かで孤独な
月の無い夜

綺麗事ばかりで
この世界は成り立ってない
知っているけど人々は
それでも光を求めてる

勇気とか正義とかさえ
思い出さないくらいに
暗くて独りの
月の無い夜

一人な訳じゃない
昼間は人々に囲まれ
生きているけど今僕は
それでも太陽見失う

真実とか偽りとか
判らなくなるくらいに
陰に包まれた
月の無い夜

現実とか幻想とか
どうでもよくなってく
僕だけ此処に居る
新月の夜

太陽と太陰[つき]
同時に[そら]へ昇る時
僕達は何を見るのだろう
足元の穴だろうか

月の出ない夜に
僕は眠れなくて空を見る
解ってるけれども僕は
それでも明かりを探してる

欲望とか希望とかが
野生化するくらいに
君が見えなくなる
新月の夜

未来とか過去でさえも
無いと言われた様に
時が進まない
月の無い夜

光るもの集めて
幸せだったあの頃に
戻りたいけど今君が
何処に居るかさえ判らない

幻覚と狂気が
襲ってくるくらいに
冷たい風が吹く
月の無い夜

現実と夢が
同時に僕に見える時
本当は見えてないのだろう
君の本性だろうか

太陽と太陰が
同時に海へ沈む時
僕達は何を聞くのだろう
穴からの声だろうか

戦争とか平和とかが
渦巻いてる世界に
月は昇らない
夢を見た夜

夢なのか現なのか
解らなくなるくらいに
君が遠くなる
月の無い夜

恋愛も生きることも
やめられたらいいのに
君が引き止める
星の出る夜

月の無い夜