Cosmos and Chaos
Jacket

終わる

消えない手首の傷を愛したのは罪だろうか
甘い闇の匂いに委ねた腕は犠牲だろうか
答えなんて落ちていない
求め探す必要も無い
ただ迫り来る夜を待っているだけ

さようならさえ言わせてくれないんだろう
その定義すら曖昧だなんて屁理屈を捏ねて
先にあるものは本当に始まりなの?
飲み込んだ問いは毒だね 融ける境界を見てた

咲かない花の苗を甘やかすのは罰だろうか
鈍い胸の痛みに溺れた僕は馬鹿だろうか
人は僕を笑うだろう
時に嫌い避けるだろう
それでもまだ君を待っているだけ

さようならさえ言わなければ良いんだと
可能性は有限じゃないと屁理屈を捏ねて
手に入るものは本当に望んだもの?
見えない振りをしていた 時がそれを告げるまで

さようならさえ言わせてくれないんだろう
「その定義は突然だ」なんて屁理屈を捏ねて
先にあるものが見えたら教えてくれる?
届かない声は毒だね 融ける境界を見てた