花
春先に咲く花 蕾の頃から
美しく散ることを独り夢見てる
霧雨に隠れた 心の中から
幼かった僕達の志が呼ぶ
皆同じ道を辿ることはない
何時しか知らず知らず離れていった
庭先に散る花 種だけを残す
きっと再び此処に同じ花が咲く
春時雨に濡れた 体の中には
きっと燃え盛る灯が消えないでいるよ
皆同じ時代に生まれたのだから
必ずいつかきっと出逢えるだろう
再びこの花が咲く場所で
春先に咲く花 蕾の頃から
美しく散ることを独り夢見てた
だけど今は違う 出逢った時から
共に咲き誇ること皆夢見てる
今此処に咲く花 いつか枯れても
独りではないことを今は知っている
だからこれからは 皆で同じ道を
共に歩けることを皆誇ってる