薄明の事件簿

未明の公園で見かけた猫の足
さながら19時に錯覚していたの
犯人は近所の可愛い男の子
夢見る私を連れ戻しに来たの

忘れた頃になって
昨日の明日にサヨナラ告げて
明けてく星空に
宜しくお願いしますと言って

ねぇ、切ってみようか?
[さら]ってしまって
噫、終わるのだね?
薄明の事件簿

始発の電車を追うのは蹄の音
繰り返す憂鬱に退屈していたの
今度の犯人は良く知る男の子
善い子だって事は保証するのだけど

忘れた頃になって
探していた物に巡り会って
吹き抜ける風に
凍える指先を委ねたんだ

別に要らない
攫ってしまって
噫、続くのだね?
運命の分岐点

ねぇ、言ってみようか?
攫ってしまいたい
始まるのだね?
有名なシナリオ

ねぇ、切ってみようか?
攫ってしまって
噫、終わるのだね?
薄明の事件簿

薄明の事件簿

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