蝶
夜の帳が明けてく
部屋の扉を開いた
手の平を返して
「まさか」って思ってるでしょ?
隙だらけの私を>モノにしたつもりでしょ?
幸せ者ね、半分アタリ。
言えないの「〇〇〇れ」の言葉は
だから私の羽の>裏側の模様で気付いて
夢の続きは見せない
君の心を叩いた
私を許さないでいて
夜の帳が明けてく
部屋の扉を開いた
手の平を返して
養育費だけちゃんと払って
保険金だけ置いて逝って
君である必要は無いの
私に意味を与える>のは「僕しか出来ない」
なんて勘違いして
自惚れないで。期待しないで。
言わないの「〇〇〇き」の想いは
だから私の胸の>奥底で腐っていけば良い
君の未来をこの手で
刈り取ってみても良い?
仕打ちは受けるつもりだし
明日二人が何処かで
擦れ違ったとしても
道端の花だろう
夢の続きは見せない
君の心を叩いた
私を許さないでいて
夜の帳が明けてく
部屋の扉を開いた
手の平を返して