誰かを好きでいたかった
間違いなどが>あったと言うなら
出逢った時から>全てが決まっていて
取り戻せない>ものを嘆いても
辛いだけなら>いっその事と
誰かを好きでいたかった
じゃないと君をまた好きになる
久し振りに会った>君の背中は変わらず
生き急いでいて>追いつけやしないと思った
寂しがりの所為と>見透かされているんだろう
突然の呼び出しに応えてくれたのは
強がりだって>お互い様なら
弱虫だって>誰でも飼っているよ
馴れ合いの関>係を拒んでも
舐め合う傷は>一層深く
体も心も抉って
最後は何を残すのだろう
愛していると言った>君の歌にこの耳が
覚えがあるって>本当は当たり前なんだ
少しでも近くに、その視界が見えるように
君が愛したものを許したかった
終わりを告げる事は>難しそうだけど
他人に押し付けたら>簡単だろう
この想いを貫く>だけならできるさ
それは君も同じなんだろう?
久し振りに会った>君の視線は変わらず
他を向いていて>勝ち目など無いと語るね
戻れない立場も>見越した未来も
君じゃない誰かを好きでいろと云う
愛していると言った>君の言葉を忘れて
無かった事にして>生きて行けたら良いのに
少しでも遠くへ、この視界から消えるように
君じゃない誰かを好きでいたかった