一%
僕達が皆
必死で守ろうとしているものは
実のとこ、壊れ物ってことだろう
手や足が滑る時は滑っちゃうんだし
足掻く意味は何処に?
一%の数字が僕の肩を叩く
その背後に隠れている列の終わりは
有限の距離だろうか
僕達が皆
必死で生きようとしているときは
結局は仮初めだってことだろう
その口が滑る事を責められないし
歩み寄れもしない
一%の数字が僕の背中を押す
その後ろで薄ら笑う人々の目に
真理は映らないね
一%の数字が僕の肩を叩く
その背後に消えて逝った君の想いは
無駄になっただろうか