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そんな「検索避け」で大丈夫か?

 いわゆる投稿型SNSでの「検索避け」「タグ棲み分け」の不十分な点についてまとめたい記事(随時更新)。

その「検索避け」は不十分である

 理由はおいおい説明するとして、言いたい事はこれだけです。「どうしても隠れたいなら隠れてどうぞ。ただ現状の隠れ方で本当に隠れられていると思うな」(個人的にはちゃんとやってれば無理に隠れる必要は無いとも思っています)

 ニコ動などのコミュニティに公開設定で投稿した時点で、それは公になったコンテンツなのです。
 昔の二次創作サイトでよくあったパスワード制限やリンク場所の秘匿、Google等からの検索避けをしているページに上げるならまだしも…。多分ジェネレーションギャップなんでしょうけど、「検索避け」「タグ住み分け」で隠れられている、と思うのは、ちょっと甘いかなと感じます。

二次創作の「検索避け」に意味が無いと思う根拠

ニコ動では検索避けとして使用できる記号も、他の検索エンジンでは無視されて検索に引っかかる
スラッシュとかカンマとか、普通に無視されます。詳細は以下を参照。
原曲制作者は割とエゴサをする
エゴサして感想とかをこっそりコレクションする人も居ますし、転載されていないか定期的にチェックしたりもします。その際の検索は曲名の他、P名(制作名義)、動画ID等、様々なキーワードで行います。
そもそも人気コンテンツである
原曲制作者さん自身がアニメ・ゲームの方を好きでMMDや人力を見ているという可能性もゼロではありません。Twitterにて動画(がシェアされたツイート)が回ってくる事だってあるでしょう(これは多いみたいです)。
ニコ動に上げれば広告システムによってトップページ等にも表示される可能性があります。
ニコ動の公式サービスのTwitterにも露出しているようです

 この動画は検索避けされていませんが、検索避けのある無しは版権二次創作動画の伸びとはあまり相関がなさそうなので、検索避けしている動画でもメディアに露出する機会はあるかと。

関連動画に原曲その他が表示されている可能性
最近のGoogle先生はJavaScript等の動的コンテンツも読む事が出来ます。そこに表示されている曲名(検索避け無し)でインデックスされているパターンもあるようです。

 ちなみに、現在使われている「検索避け」は、一昔前の同人界隈で使われていた広義の検索避けの一部の手法を示しているようです。以下のサイトが詳しいのでご参考までに。

そもそも「検索避け」は好ましくない行為

 2017年3月追記。投稿型サイトの運営者の視点から考えると、コンテンツをサーバーに置いておいてアクセスを減らす行為である検索避けは好ましいものではありません
 サイトを運営するにはサーバーなどの物にも、メンテを行う人にもお金がかかります。無料の投稿サイトはこれらを広告で補填している訳ですが、広告は人に見られなければ収入を得られません。どんなコンテンツであれ、サイト管理者からすればどんどんそのページを見てもらいたいのです。もちろん犯罪行為をしているコンテンツはサイトの管理責任を問われるので別ですが。

 一言で言えば自分のサーバーでやれって事なんでしょうけど、その点を踏まえて利用するようにしましょう。最近ではBLコンテンツ専門の投稿サイト等もありますので、そういう特化型のサービスを利用するのも一つの選択肢です。
 ここで「いやでもニコ動や支部の方が利用者多くて…」と思った人は、結局「隠れたい」よりも「見てほしい」気持ちが勝っている事を自覚して、中途半端な施策に手を出すのはやめましょう。

 また、検索避けさえしていれば何をしても良い、という話でもありません。以下のツイートは一例。

「検索避け」に使ってもあまり意味が無い文字

 好奇心で調べてみました。ぼちぼち整備。

 流石に曲名だけじゃ(オリジナルの方が表示されるので)上がってこないけど、「曲名 人力」とかのクエリで相当数が一ページ目に表示されます。ものによっては敢えて「曲_名」みたいにする事で「人力」等のキーワードが無くても人力やカバーの方が上に上がってきます。

Google

半角スペース
検索の際は単語間の区切りとして扱われます。
半角スラッシュ
検索・クロールの際は単語間の区切りとして扱われます。「曲/名」「人力 曲名」で半角スラッシュで検索避けされた作品がヒットします。
半角ピリオド
検索の際は記号として扱われます。「曲.名」ではヒットしません(多分)。「人力 曲名」で半角ピリオドで検索避けされた作品がヒットします。
半角アンダーバー
「i」「l」「.」等で検索除けしたものがヒットする。アンダーバー自体の検索はできないが、単語の区切りとして認識される模様。
ゼロ幅文字
具体的に何の文字を入れているのか私にはわかりませんが、普通にヒットします。

判断が難しいもの

  • 半角コンマ

Twitter

 Twitter検索では半角ピリオドは無視されるようです。一方で半角スラッシュによる検索避けは有効でした(検索クエリに使った場合は半角スペースと同じ扱い)。
 しかし半角スラッシュもクライアントによっては無視されて検索結果に表示される模様。

 また仕様が変わった?

検索避けしたい側の意見・懸念とそれに対する反論

 問題があれば下げますのでご連絡を。

原曲を探しにくくなるのでは?

 これに関してははっきり言って心配無用です。

詳細

 そもそも「原曲を聴きたくて(曲名を検索して)探してる人」って何なんでしょう? 友人に「この曲良いよ!」って言われた人か、カバーを聴いて原曲を聴きたくなった人のどちらかが大半でしょうか。
 後者の場合はカバーから原曲にリンク貼ってもらえれば検索すら不要ですよね。

一般視聴者が検索して人力とか混ざってたら嫌なのでは?

詳細

 UTAUとかも1.5次創作と言われるくらいです。ボカロPの様にP名を付ける文化も、キャラクターをプロデュースするという点で実は二次創作とあんまり変わりません(今はキャラに曲を与えるより、自分の音楽を表現するツールとして使う人も多いので、P名を付ける文化は廃れる傾向にあるようです)。

 そもそもカバーされたくなければオケとか配布してませんので。

 一般視聴者がどう思うかはわかりませんが、オリジナル(原曲)は検索して沢山引っかかるその他のカバーの中のたった一つだけです。ボカロ至上主義者からすればUTAUカバーだって異物ですし、歌ってみたが嫌いな人にとっては歌ってみたが出るのだって目障りでしょう。
 楽曲とアニメ・ゲーム双方の利用規約を遵守していれば、版権二次創作だから特別配慮すべき、という事は無いと思います。どうせやってるのはばれてるし。
 私もボカロを全然聴いてなかった時から急に「ボカロ欲しいな」と思って勉強している時にUTAUや人力に遭遇したので、ボカロ探してる時に急に出てきたらびっくりする、というのは解らなくもありませんが。私が当時見付けたのはもっとえげつない人力だったので感覚が麻痺してるのかも。

 あと一般視聴者はオリジナルの楽曲にも二次創作のカバーにも何も実行する権利を持っていないので、カバーする人はオリジナル制作者の意向を最優先にしないとそれこそ権利者権限で消されます。原作者も一般視聴者の中に入っている事を忘れずに。

原曲に迷惑がかかるのでは? バレたら消せって言われない?

 此方の記事に書きました。

 原曲作曲側の認識としては、寧ろ、検索避けされていたりクレジット表記が無い方が迷惑だったりします。無断転載に関わる事なのでそれはまた別の記事で。

既にバレている
様々な意見

 私の意見に近いもの。

 その他。

 でもこれって全ての人力師がばっちり隠れとかないと、既にそういう界隈が存在する事はばれてるから意味無いですよね。

 以下はちょっと極論ですが、まあ「バレて消せって言われたら困る消したくない」ってごねる事自体がそもそも間違っているような。自分が作った人力音声をコスプレ踊ってみたとかに勝手に使われて半ギレの人はたまに見かけるんですけど、それで「使うな」って要請が通るならオリジナル曲を「使うな」という要望も当然受け入れられるべきであって。

 この時は「通知はした方が良い」と書いていますがコンテンツツリー登録以上の事(面と向かって許可を取りに行く事)はしないでください。OK出せる楽師さんはそう多くいません。

 とは言え、ほとんどの楽師が二次創作そのものには寛容なので安心してください。我々が嫌っているのは楽曲に敬意を払わない利用方法です(詳しくは此方の記事)。

検索避け・棲み分け用のタグについて

 このセクションはおまけ(気が向いたら書く程度)。

 投稿型SNSにそういうタグを作るのは構わないと思うしやりたい人はやれば良いと思いますが、SNSのタグ付いてる作品一覧ページみたいなのが自動生成されてbotにクロールされ、思わぬ検索クエリでGoogleの一ページ目に表示されたりするみたいです。
 だいたいはタグが登録されている作品のタイトルにヒットしているみたいなので、どうにかするには全員がタイトルを付けないとかCP名しか入れないとかそういう事をしない限り難しそう。

「検索避け」の代替策

 流石に投げっぱなしは無責任なので考察してみた。

コミュ限で投稿する
恐らく今の所最も効果がある方法。
Youtubeに限定公開でアップ
この方法はダメです。Googleの人工知能が要らんことコンテンツをチェックします。詳細は以下の記事を参考に。
個人サイトに投稿
動画とかになると流石に管理が大変かな。あまり現実的ではない。
強制力を伴う検索避け(アクセス制限等)が行いやすいので、上手くやれば一般閲覧者からほぼ完全に隠れる事が可能です。