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歌詞に複雑さは必要か?

 こんな記事を読みました。

 比喩等を除き、文章の複雑さだけを分析したら、歌詞はとても簡単な構造をしていた、という内容です。

 とはいえ、歌詞に文章の複雑さは必要なのでしょうか?
 曲に合わせる為に、字数制限が厳しい歌詞は文章が短くなりがちです。そもそも文章としての構造を持っていない事も多くあります。

 また、書き言葉ではなく、話し言葉に近いです。音楽として楽しんでもらう、つまり耳から情報を取り入れてもらうなら、複雑難解な文章構造は好まれないかと思います(言語に寄るかもしれませんが)。何度も読み直す、という事が聴きながらだとできませんしね。

 クラシックなどでは長々と文章を歌う物もありますが、だからといって文章構造だけで現代の音楽を低俗と言われましても。寧ろ耳から情報を取り入れるのに効率よく進化したと言っていただきたいですね。

 今回の調査は文章構造のみを対象にしていますが、修辞や隠喩・難しい言葉も少ない方が最近は受けが良い気がします。
 実際、難読な言葉ばかりの詞は解釈以前に読むのが大変です。余程その作者を気に入っているとか特別な理由が無ければ途中で投げ出します。

 難読・解釈の難しい曲でもヒットはありますが、そういう歌は大体歌詞を取っ払っても良い曲、つまり旋律や音質、或いはPV等でポイントを稼いでいる事が多いです。少々オケが薄かったり調声が甘くても再生数多い解りやすい曲は多いけど、逆はあまり見ないですよね。
 今は作り手が沢山居ますから、その中で一人でも多くのリスナーを獲得するには、兎にも角にもわかりやすい詞を書く、というのが大切なのかもしれません。

 特にボカロ音楽のリスナーには中高生が多いです。日本国内だけでなく、海外の学生がボカロ音楽をきっかけに日本語の勉強を始める事も珍しくありません。
 ヒットを積極的に狙っていくなら、国内外の中高生向けに解りやすい歌詞を書くのが手っ取り早いかもしれません。

 そういう私は最近大人向け(というか自分と同年代向け)の曲しか作ってなかったので、自分への戒めに。このサイトも一応始めた当初は女子中高生がメインターゲットだったんだけど、今はすっかり目標がブレちゃってるなあ…。

 あとこんな記事もありました。魅力ある作品を作るには聴いた人の共感を誘うのも大事なので、参考になると思います。
 売れてる内容≒その時代の人々がよく共感する内容、なので。