【書籍紹介】誰にでもできる作詞講座

 作詞本のレビューです。

3行まとめ

  • 初心者向けで、商業作詞家を目指す人の為の本
  • 作例を見ながら学びたい人向け
  • 作例が多い文、解説の文量は少ない

内容自体は悪くない

 具体的・実践的なテクニックの記載も多く、文章も長くないので、初めて作詞本を読む人には悪くない選択肢でしょう。
 特に、有名な楽曲を多数引用しており、解説された技法が実際の商業音楽でどのように使われているか、確認しながら進められる点は良かったです。
(時々何の説明も無く引用されている曲もあって戸惑いますが…。)

 本の傾向としては歌詞の持つストーリー性や、アーティストや自分のイメージや「売り」といった部分に着目している項が多めです。
 体裁を整えるだけでなく、リスナーに情景をイメージしてもらい、共感してもらう、という所までを見据えた内容になっていると思います。

残念だった所

 誤字脱字が多く、引用している歌詞の中にもミスがある始末。
 流石にいただけないなあ…と思いました。

 また、音楽以外の内容はチェックしていないのか「ピカソが生前に全く評価されなかった」などという作者の思い込みで書かれた間違いもありました。
 実際には、ピカソは生前にその名を冠した美術館ができる程度には評価された、というか成功した稀有な画家です。

 学ぶ所も多いですが、読む時には全てを鵜呑みにしないようにしましょう。

まとめ

 悪くは無いのですが、お勧めできるほどでもないですね。
 どうしても読まないといけない本でもないと思います。

 既に絶版なので、中古で安ければ買っても良いかなという程度です。
 内容自体に目新しいものは無く、他の本を読んだ事があるなら読まなくても大丈夫です。

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