自己流クローゼット整理術
服はクローゼットからはみ出るくらいあるのに、今日着る服が無い!
を卒業する為に始めました。
Contents
参考図書
ファッション全般について
まずは、「どうしてその服を着るのか?」という心構えから。

この本は所謂パーソナルカラー診断の様なものではなく、ファッションとは何なのか、変える事で生活にどんな変化が出るのかを説明してくれる本です。
必須アイテムについては、外国の本という事もあり、日本で流行りのパーソナルカラーもガン無視なので参考程度で良いですが、それ以外の「完璧な物しかクローゼットに入れてはダメ」等の基本的な心構えは大変役に立ちます。
(本を読めば解りますが、お高いブランド物を集めろという意味ではないです。)
ファッションに興味や自信が無い人の意識改革にも良いです。
というか私はこの本を読んで「よし、服入れ替えよう」となったくらいですし。
似合う服を見つける
この手の話をすると、「似合う服しか着られないような風潮にするのはどうなのか」みたいな事を言う人が居るのですが、そうじゃないんですよ。
ファッションというのは目的に応じて選ぶものなんです。
だから自分の為に着る服は他人からどう見られようが好きなものを着れば良いと思うし、その中でも少しの工夫でより自分に似合う組み合わせを選ぶことはできると思います。
もちろん、それは普段からセンスを磨く練習が必要です。
一方で、「おしゃれな人に見られたい」など、そのファッションを他の人にジャッジしてもらうのが目的なら、「似合う服」を着る事からは逃れられません。
似合う服を見つける系の本は山ほどありますので、Amazon Primeで無料で読めるものを置いておきます。

ショッピング時のテクニック
似合う色のリストを持っておく
パーソナルカラーが分かったら、似合う色の色見本(スウォッチ)を買っておくと便利です。
通販でも、画面の横に布を当てて確認できますよ。
私は更に、スプレッドシートの背景色を使って、より沢山の色見本を作成しています。
こうやって似合うカラーコードと持ってるアイテムの一覧を作って置くと捗りますわよ(元々着物リストとして作ったので和服以外は網羅できてない pic.twitter.com/b1H21fOWSG
— Sophia (@CosmossoahC) March 21, 2022
基本的には、似合う色のアイテムを集めていけばOK。
似合わないけど、どうしてもという場合は、顔から遠い位置のアイテムや小物に組み込むと良いそうです。
私は化粧ポーチなどは、似合うかどうかを気にせず好きな柄のものを使っています。
自分が持っているファッションアイテムをリストアップする
引き出しやクローゼットの奥から何年着てないかわからない服が出てきた事ありませんか? 私はあります。
自分が管理できる量まで物を減らす、というのも大切ですが、工夫をして管理できる量を増やす、でも私はアリだと思いました。
そこで全てのファッションアイテムを、先程のスプレッドシートに記載する事に。
記載している項目の例
- アイテムの種類(トップス・ボトムス、和服であれば小紋なのか訪問着なのか等)
- ブランド
- 色・柄
- 素材(特にアクセサリーで役立ちます)
- 購入価格(買い替え予算の目安になります)
- そのアイテムをどうしたい?(新たに買いたい/買い替えたい/手放したい 等)
例として私のアクセサリーリストはこんな感じです。

アイテムリストアップのメリット
- クローゼットをひっくり返さなくても自分が持っている物・持っていない物がわかる
- 買い物の前にリストをチェック(あるいは買い物に持参)すれば、似た様なアイテムを持っているのに重複して買ってしまう事故を防げる
- 個数がわかるので不足や買い過ぎがわかりやすい
- エクセルやスプレッドシートで作れば絞り込み検索も簡単
既存のアイテムをリストアップするのは大変かと思いますが(私もまだ途中)、新規に増やす分は買ってすぐに記載すれば今後は楽になります。
クローゼットアプリを使うと簡単
自分の持っているアイテムを写真付きで整理できるアプリがありました。
クローゼットアプリ「XZ」と「JUSCLO」を比較、おすすめはどっち?自分が持っている服をスマホに登録して管理できる「クローゼットアプリ」。スマホでいつでも確認できるので、手持ちのアイテムと似たような服を買ってしまうのを防げたり、アプリ内で手軽に服を組み合わせていろいろなコーディネートを試せたりできます。本記事では、機能豊富で人気の無料クローゼット管理アプリ「XZ(クローゼット)」と「JUSCLO(ジャスクロ)」を取り上げ、おすすめポイントや弱点などを比較します。
とりあえずXZの方をインストールしてみましたが、購入金額など結構細かい事もメモできるし、コーディネートも提案してくれるので結構良さそうです。
収納時のテクニック
人間見えないものは忘れるし、取り出しにくい物は面倒でずっと使わないままになります。
これを解消するには、とにかく引き出しの中を仕切って縦に並べる収納にすること。
こういうのとか、
高さがある引き出しならこういうので。
(楽天で同じものが見付からなかったので類似製品にリンクしています。)
このメッシュの仕切りについては、今までなんで買ってこなかったんだろうという感じ。
通販が到着してすぐ気に入ってもう1つ追加注文したくらいです。
自由に組み替えられる仕切り板よりも、底があるタイプの仕切りの方が、まとめて取り出して奥のものを確認できるので個人的には便利だと思います。
もう少し安く済ませたい人は、100均で丁度良いサイズの篭を買ってきて、引き出し内を4分割にする程度でも、かなり違うと思いますよ。
引き出し以外の収納でも、とにかく
- できるだけ入っている物すべてが一目でわかるように
- 取り出しやすいように
を心掛けると、箪笥の肥やしが減ります。
スタッドピアスを沢山持っている人には、このアクセサリーボックスが最強。
なかなか捨てられない時のテクニック
フリマでお金に換える
フリマは中古・新古衣料が供給過多なので、売るのはなかなか難しいのですが、僅かでもお金になるなら出品してみましょう。
ただ捨てるよりは、経済面での罪悪感が減ります。
各種フリマサイトの紹介コードを以下のページに記載しているので、良ければ使ってください。
古着・古布回収に出す
売るにしても送料で赤字になってしまう、あるいは、買ってもらえる程綺麗じゃないけどまだ着れるし勿体無い…と思う様なものは、地域の資源回収に出してしまいましょう。
古着回収では、着られなくなったものでも洗ってあれば回収してもらえる事もあります。
この方法は特に「まだ部屋着としてなら着れるし…」と勿体無い精神が強めの人におすすめです。
資源回収ですから、回収された古着は再度市場に流通したり、工業用の雑巾などに加工されて人の役に立ちます。
そもそも手離して良い服が無いと思う時
手放しても良い服、手放さなければいけない服がある筈です。
- クローゼットや箪笥からはみ出た分はキャパオーバーです。減らしましょう
- 一張羅でもないのに5年10年と着ている服は無いですか? 貴方は小学生の時の服を、高校を卒業してからも着ていましたか? そろそろ年齢に合った服に換えても良いですよね
- 部屋着は1週間分あれば十分。その数を上回る分は捨てましょう
- お気に入りでもない似合わない服を着続ける意味や必要はありますか?
減らした後は、また増やしすぎないようにアイテムリストとにらめっこするのを忘れずに。
リストを見た上で、どうしても必要な物が多いとなれば、その時に衣装ケースを増やす検討をすれば良いと思います。