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シルク製品を買ったらポリエステルだった! 違法商品に気を付けよう

シルク90%と記載のあるパジャマを購入したらポリエステル製でした…。
幸い今回は返品してもらえましたが、通販サイトで「シルク」を謳っているのに実は化繊、という商品は多くあります

この記事では偽物を踏まないようにするコツ、万が一掴まされてしまった場合の対処法を説明します。

被害に遭わない為のポイント

シルク製品の相場を知ろう

絹と言っても、シルク100%なのか、綿混やカシミア混なのかで、相場は全く違ってきます。
しかし、以下のように極端に安い製品は、まず間違いなくシルク製ではないか、入っていても数%と思った方が良いです。

  • 枕カバーなら1枚1000円以下
  • キャミソール・タンクトップなら1枚1000円以下
  • 長袖インナーなら2000円以下
  • パジャマ上下セットなら5000円以下

例えば長袖インナーの場合、シルク100%なら安くても4000円程度が相場ですからね。

信頼できるお店で買おう

自社サイトを持っているシルク製品ブランドの製品は、ノーブランドよりは信用できます。
買う前にメーカー名でGoogle検索をすることをおすすめします。
(他のサイトでより安くで売られている事もありますしね。)

また、レビューが全てではありませんが、レビューが無い・少ない製品は博打なので避けた方が無難。

組成表示を確認しよう

一般的な衣類は、法律で販売時に組成表示をする事が義務付けられています。

製品タイトルに「シルク」と書いてあっても、組成表示を見るとポリエステルやアクリルと書かれている事が多くあります。
スマホだと細かい説明が見えにくい・見えない場合もありますので、高価な製品を買う時はできるだけPCで隅から隅まで確認しましょう。

ただ、中にはページ上の組成表示と全く違う素材の製品を売りつけてくる業者も居ます
そんな悪質業者の被害に遭った場合は、次のセクションの対処法をお読みください。

ちなみに私が購入した製品は、これだけしっかり説明が書かれていたのに、届いてみたらテッカテカのポリエステルですよ…。
お店の人も見てわからないの? って感じです。

虚偽の説明 実際に届いた物

ちゃんと確認して買ったのに偽物を掴まされた時は

怪しいけど、中国語で組成が読めない時

最近は中国国内向けの製品を輸入して、そのまま日本でも販売しているケースが多いです。
しかし、日本で売るなら前述の家庭用品品質表示法の対象。

表示が中国語で読めない場合は、以下のサイトが参考になります。
怪しいと思ったらチェックしましょう。

まずはショップに返品相談

まずは支払ってしまったお金を取り返しましょう。

楽天などのECサイトでは、まずは直接ショップとやりとりし、ショップがきちんと対応しない場合に限り、楽天の補償サポートを受けられるようになってます。

よほど悪質なショップでなければ、商品ページのスクショと実際に届いた商品のタグの写真を送れば、返品対応をしてくれると思います。

各所に通報

返品対応してもらえなかった、あるいはしてもらったが納得がいかない、これ以上被害者を増やしたくない…といった場合には各所に通報を。
前述の通り、衣類の組成表示が無かったり、虚偽の記載で販売する事は違法です。
上記のリンク先に通報先の記載もありますので、そちらに連絡しましょう。

楽天などのショッピングモールの場合は、ショッピングモールの運営(この場合は楽天)に通報するのも良いかもしれません。
楽天の場合は(PCで見た場合)画面右上に通報フォームへのリンクがあります。

おすすめの販売サイト・メーカー

実はこれ以外にも、結構怪しげというかグレーな商品を掴まされているのですが、それで逆に良い製品やメーカーも解ってきたので、「多分これは本物」と思う物を紹介しておきます。

Lingerie labのシルクセレクション

安いのに、洗濯機で洗えて毛玉になりにくいインナーを売られています。

富山県WEB物産展の間は1000円オフクーポンが配られているので更にお安い。
予算があれば、クーポン利用上限の5回分全部使って、一通り揃えたいくらいです。

物産展は昨年にも開催されているので、今後も開催されそう。
2023年は3月7日までかつ、楽天ユーザー全体でのクーポン利用上限がありますので、買うならお早めに。

またこのショップは発送がとても速くてすごい

SOWAN

素肌に着けてもチクチクしません。
パンツタイプの腹巻は、寝ている間にずり上がらないので特におすすめです。

ふるさと納税の返礼品

ふるさと納税の返礼品は、自治体が提携している企業の製品ですから安心です。
問題は絹製品となると、納税額が結構高くなってしまうところ…。

枕カバーなら1万円くらいからでもありました。

補足:シルク以外でも結構ある

今回、自分が持っている他の衣類も調べてみたのですが、商品ページでポリエステル100%と書かれているのに、実際にはアクリル製のキャミソールが出てきました…。

結局のところ、安物買いの銭失いにならないように、高くてもちゃんとしたメーカーの物を買うのが一番ですね。

Sophia

DTMとかやる人。