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オーディオインターフェースにヘッドセットを繋ぐ方法

勉強不足で紆余曲折しましたが、最終的に使えるようになりました。

やりたいこと

(4極ミニジャックの)ヘッドセット(ヘッドホンとマイクがくっついたやつ)をオーディオインターフェース経由で使いたい。

理由は、折角少し良さげなヘッドセットを買ったので、手持ちのオーディオインターフェース(TRI-CAPTURE)を使って良い音で使いたいから。

オーディオインターフェースにヘッドセットを繋ぐ方法

事前準備

まず、ヘッドセットの端子が4極の場合はオーディオ分岐ケーブルを使って4極端子を3極端子(ヘッドホンとマイク)に分離しておきます。
分離ケーブルはヘッドセットに付属の事も多いですし、無くても安価で入手できます。

なお、ヘッドホンの方は(ノイズキャンセリング等の機能が付いていない限り)、3.5mmジャックを6.3mmジャック等適切な端子に変換するだけで問題無く使える筈なので、以下では主にマイクの接続について説明します。

手持ちのオーディオインターフェースをそのまま使いたい場合

方法1:ファンタム電源→プラグインパワー方式に変換するアダプタを使う

今使っているオーディオインターフェースにファンタム電源供給機能があれば、此方の方法が使えます。

たまたまAmazonアウトレットで新古が安かったので、私はこのRODE VXLR+を購入しました。
他のメーカーだとAntlion Audioなどがあるようですが、レビューを見ると使えないオーディオインターフェース・マイクの組み合わせもある模様。

購入の際は、必ず電圧変換が行えるアダプターを選択するようにしてください。
もっと安いXLR-TRS変換アダプタも沢山ありますが、電圧変換が行われないとヘッドセットは正しく動作しません。

RODE VXLR(プラス記号の無い方)は安いですが電圧変換が行えません!
買うなら上で紹介したRODE VXLR+(プラス記号のある方)を選びましょう。

RODE VXLR+をTRI-CAPTUREに接続したところ

さて、RODE VXLR+をTRI-CAPTUREに付けると、分岐ケーブルの長さがギリギリでした…。
一般的な分岐ケーブルなら長さが足りないという事は無いと思いますが、延長ケーブルが必要になるかどうかは注意した方が良いですね。

一先ず、私はこれで使えるようになりました。
ヘッドセットのマイクにノイズキャンセリング機能も付いているので、声を録る時にはその辺の録音用マイクより綺麗に録れそう。

方法2:プラグインパワー対応のマイクプリアンプを使う

ライン入力に対応しているオーディオインターフェースを使っているなら、マイクとの間にプラグインパワー対応プリアンプを挟む事でも使えるようになります。

と言っても、対応しているのは調べた限りだとオーディオテクニカのAT-MA2くらい。

プラグインパワー方式対応のオーディオインターフェースにする

オーディオインターフェースを新しく購入する、あるいは買い替えても良いならこの方法もアリ。

調べた限りだと、以下の製品/シリーズでヘッドセットのマイクが使えるようです。

YAMAHA AGシリーズ

定番。初音ミク柄があった事でも有名。

次に買う時は無難にAG03を買うかな…。

Behringer XENYX 302USB

AGシリーズ程の機能は必要無い人向け。
価格もかなり手頃です。

Creative USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2

ミキサー機能は無し。

StarTech.com ICUSBAUDIO7D

や、それと同じハードで違うブランドから出ている製品。

価格的に音質は良くならないと思うので、本体に入出力ジャックがあるPCでは買う意味はあまり無さそう。


なお、プラグインパワー方式に対応しているかどうかは、こちらの 知恵袋 及び note の情報を参考にしました。
実際に動作確認した訳ではないので、購入前に公式情報をご確認ください。

Printing Errors: Printing first error object from list of errors Error code: InvalidParameterValue Error message: The ItemId B07JMRFWJN provided in the request is invalid. ammoonのAGMシリーズ等、ヘッドセット用の入出力ポートがあるにもかかわらず、プラグインパワーには非対応の機種も存在するので、ポートの有無だけで判断するのは危険です。

試したが駄目だったこと

色々な変換アダプタを試したのですが、上記以外は全て動きませんでした。
後述しますが、原因が分かった後だとそれは当然動かない…。

詳細

4極ミニ→3極ミニ→2極標準→XLRに変換してマイク接続

4極ミニ→3極ミニへはヘッドセットに付属の分岐ケーブルを使用。
こちらについてはPC本体のジャックに繋いでの動作は確認済み。

3極3.5mm(ステレオ)から2極6.3mm(モノラル)になる所で、間違ってモノラルミニ→モノラル標準アダプタを使っていることに気付き、慌ててステレオミニ→モノラル標準アダプタを買ったものの、結局認識せず。

3極ミニからXLRにいきなり変換するアダプタも売ってはいましたが、今回は試さず。

4極ミニ→3極ミニ→2極標準に変換してギター入力の所に挿してみる

こちらも駄目。

4極ミニ→3極ミニ→RCAに変換して接続

探せば何でもあるもんだなあ。

が、やはり認識せず。

なお普通のボーカル用マイクは認識した。

どうして駄目なのか?

マイクに必要な電力が供給されていないから。

多くのヘッドセットのマイクは、電力供給がプラグインパワー方式のエレクトリックコンデンサマイク。
なので電力供給がされないRCA等では動作しないし、電圧の違うファンタム電源でも動かない。

今回の話にはあまり関係ありませんが、イヤホンジャックの4極・3極・2極の違いは以下の記事が詳しくて解りやすいです。