タロットよりも簡単に占える「ルノルマンカード」

 タロット占いをやっていると幾つかの壁にぶつかります。
 例えば小アルカナの意味が覚えられなかったり、逆位置のリーディングができなかったり。

 この記事ではタロットのフルデッキよりは枚数が少なく、逆位置の概念も無い「ルノルマンカード」について紹介します。

タロット占い・オラクルカード占いの悩み

 タロット占いをやっていると、以下の様な気持ちになる事がありませんか?

  • タロットは小アルカナも含めると78枚もあり、意味が覚えられない
  • 正位置はともかく、逆位置のリーディングが難しい

 私もやはり上記のような悩みにぶつかりました。
 気晴らしに幾つかオラクルカードを買ったりもしたのですが、オラクルカードにはまた別の悩みが発生。

  • 独創性のあるデッキだと解説書を読むのが必須なのに、日本語版解説書付きのデッキは高価
  • 英語版のみなら手が届く価格でも、結局解説書を読み切れない
  • 精神的なアドバイスが多く、具体的な将来のアクションを占うには向いていない

 そこで様々なカード占いに当たっている時に、出会ったのがルノルマンカード占いです。

ルノルマンカードとは

 18世紀に活躍したマリー・アン・ルノルマンという占い師にあやかって名付けられた、元は遊戯用と考えられているカードです。
 タロットカードも元は遊戯用ですから、この部分は似ていますね。

 36枚組のものと、52枚組のものがありますが、36枚組(プチ・ルノルマン)の方が源流であり主流です。
 52枚組の方は後から作られたもので、デッキ毎に絵柄や順番が異なっている事もしばしば。

 タロットカードに比べると、ルノルマンカードはシンプルで占いやすいデッキ構成になっています。

  • 1枚に1つの絵
  • 36枚という少なさ
  • 逆位置の概念は無い

 絵から連想される事で占うのはタロットと同じですが、書かれている絵も「家」「犬」「子供」など、生活で身近なものがモチーフになっている点が占いやすいです。

 また、タロットはそのカードがスプレッド中のどの位置に出たかで意味が変わって来ますが、ルノルマンではカード同士の位置関係から意味を読む事がほとんどです。
 その為、スプレッドの種類も多くなく、スプレッドの意味を覚えなくても良い点も簡単です。

スプレッドの種類

 有名なのは以下の4つです。

  • 1枚引き
  • 3枚引き
  • 9枚引き
  • グランタブロー

 1枚引きと3枚引きは、それぞれタロットにおけるワンオラクルとスリーオラクルに対応します。
 占い方も全く同じです。

 9枚引きは以下の手順でスプレッドします。

  1. キーカードを決める
  2. キーカードを真ん中に置く
  3. キーカードの左上から右→下方向へ、キーカードを囲む様に8枚配置する

 キーカードというのは占いのテーマの様なもので、36枚の中から1枚選びます。
 例えば恋愛運ならハートのカードなど。
 どうしても決まらない場合は、紳士か淑女のカードを使います。

 縦横それぞれに3枚ならんだカードの組み合わせで読み解きます。
 列(縦3枚の並び)は左から過去、現在、未来を表し、行(横3枚の並び)は上から意思・目標、現在の状況・悩みの捉え方、潜在意識・未来への影響を表します。
 行の並びのリーディングについては文献によって書き方がまちまちで、説明しづらいのですが、タロットにおけるケルト十字の左側のスプレッドの様に捉えると良いのではないでしょうか。

 グランタブローは左上から右下に向かって、全てのカードを4行8列+その下に中央寄せで4枚、または4行9列に並べ、キーカードの周りの8枚を中心にリーディングします。
 キーカードがスプレッドの端に来てしまった場合はシャッフルからやり直しです。

おすすめのデッキ・解説書

とにかく安く手に入れたい

 ルノルマンカードでの占い方は、インターネット上にもたくさんあります。
 なので「解説書はハマってからで良いかな」と思う人は、Amazonの洋書コーナーでデッキのみ買うのがおすすめです。

 36枚組の定番はオウルシリーズなのですが、私はそれよりも更に安いこちらのデッキを使用しています。

 ドイツ語版ですがカードに言葉は書かれていませんし、紙質も悪くないです。
 絵柄も(一部癖があるカードはありますが)クラシックな雰囲気で、占いやすいデッキです。

 ちなみに、トランプの絵柄は遊戯札だった時代の名残で、占いには使用しません。
 最近印刷されたデッキには描かれていない事も多いです。

 52枚組の場合はこちらがおすすめ。
 熱いレビューが書かれています…。

日本語の解説書も欲しい

 残念ながら、ルノルマンカードは日本ではあまり流行っていないため、日本語の解説書となると選択肢が限られてきます。
 特に52枚組の解説が載っているとなると殆ど無い上に、52枚組の場合はデッキによって並びもバラバラ、52枚組デッキを買っても付属の解説書には36枚分しか説明が無いなど、かなり厳しい状況です。

 なので、36枚組に限って話をしますと、安価な書籍にはカードも付属しているようです。
 Amazonで検索して出てくる紙の本で、4000円以下なのは以下の2つですが、どちらもデッキ付属です。

 私は別の解説書を買ったので、これらの本は持っていないのですが、最初に買うなら鏡リュウジ先生の本が良いと思います。
 理由はこちらの方が安いですし、デッキの絵柄に癖が少ないので。
 『ルノルマン・カードの世界』の方のカードはかっこいい絵柄なのですが、インスピレーションを受け取るには少し主張が強いかな…と個人的には感じます。

 また、Kindleストアでは日本語の電子書籍もいくつか出版されていますが、個人的には買ってまで読むなら紙の本(個人出版ではなく出版社が出している本)をおすすめします。
 試しにKindle Unlimitedに入っていた1冊を読んでみましたが、それ程安くもないのに、ほとんどネット上で拾える情報しか書かれていませんでした。

お洒落なカードが欲しい

 見た目が綺麗だったりかっこいいカードの方が気分が上がる人も多いでしょう。
 各個人の好みによるところが多いので個別の紹介はしませんが、やはりAmazonの洋書コーナーで「Lenormand」と検索して探すのがおすすめです。

 洋書コーナーで探すのは、海外から輸入した方が安いからです。
 しかし、上述の『ルノルマン・カードの世界』の付属デッキなどは見逃してしまいますので、値段に関わらず広く探したい場合は全カテゴリで「ルノルマン」と検索しても大丈夫です。

結局どのデッキ・解説書を使ってるの?

 私は、デッキは最初に紹介した『Lenormand Orakelkarten mit Kartenabbildungen』を、解説書は英語になるのですが、『The Complete Lenormand Oracle Handbook』を使っています。

 「結局英語なんかい!」と思われたと思います。そうですね、その通りです。
 ただ、この本は安いのに、内容はとても充実しています。
(日本語でもこのくらいのボリュームがある電子書籍があれば良いのですが…。)

 初心者から上級者まで読めるようにと書かれた本で、他のサイトでもかなりおすすめされていたので購入しました。
 実際どのくらい良いかは、KindleストアやGoogle Playストアでのレビューの点数を見れば解るかと思います。

 著者の方はかなり研究されている様で、歴史の部分ではルノルマン以外のカルトマンシーについても触れられています。
 読むのは大変ですが、買って損は無い本だと思いますので、知見を深めたい方は是非。

 紙の本も購入できますが、電子書籍の方が安いですし、単語を選択してその場で辞書を引けるのでおすすめです。

アプリでも占える

 英語ですが、カードの組み合わせで意味を読み解くヒントをくれたり、リーディング結果を保存しておけるアプリを見つけたのでご紹介します。

 iOS版はこちら

 デッキを持っていなくても、アプリ上でスプレッドを展開できるようになっています。
 もちろん、デッキを持っている場合は、手で引いた結果を入力する事でリーディングが出来るようになっています。

 お洒落なカードデザインだと思ったら、同名のデッキが販売されているようです。
 残念ながら日本のAmazonには置いていなかったので、実物の入手は難しいかも。

 無料アプリですので、まずはルノルマンがどんな占いか触れてみたい、という方は、こういったアプリで試してみてください。

まとめ

 ルノルマンカード占いと、おすすめのデッキ・書籍・アプリについてご紹介しました。

 タロットよりもカードの意味や占い方がシンプルで、覚える事が少ない一方、具体的なリーディングには想像力を要求する占いではあります。
 是非お気に入りのデッキを見つけて、色々と想像してみてください。

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