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詞書きの集まりがあれば良いなという話

 最近は文豪とアルケミストというゲームもやっています。
 文学にはそれほど明るい方ではありませんが、織田作之助(ゲームで初めて名前を知りました)の小説を読んだり一握の砂を読んだり、刀と同じく良い機会です。

 キャラクターとしてはオダサクが一番好きなんですが、感性や望む生き方は啄木に近いので、啄木の事も好きです。
 実は歌詞を作り始める前は、私は小説、俳句(川柳)、短歌、散文詩と色々な文学の形式を渡り歩いてきたので、とても親近感。

 ゲームの話はともかくとして、記事タイトルの話です。文アルやってると、当時は作家や詩人・歌人同士の交流って結構あったのだなー良いなー羨ましいなーと思った、というそれだけの話なのですが。
 今は私はDTMerとUTAUP(またはボカロP)の中間的な立ち位置で各種SNSでは交流させていただいています。といっても、Twitterで他のUTAU界の方々とゲームの話をしている事がほとんどなのですが。

 思えば、歌詞、を文学として捉えてもらう事は滅多にある事ではありません。やはり曲として音源を仕上げてしまうと、一般の方々には音質や耳触りの良さで曲を判断される事がほとんどです。
 私は長年、歌詞も散文詩もそれなりに露出させているつもりですが、そういったものに感想をいただけたのは両手で数えられる程度でしょう。作品数との比を取ると、やはり音源に対する感想をいただく方が圧倒的に率が高く感じます。

 詞先で音楽を作る者の立場から言わせていただくと、極端な話、その曲で表現したい事の大半は歌詞に詰まっています。
 勿論、音楽作品として、旋律や音で何を伝えるかという事を疎かにしているという意味ではありませんが、その曲で何を伝えたいか、何を表現したいかを決めるフェーズは歌詞を書く段階になります。その為、歌詞だけで決まる、詰まる、というのは至極当然の結果です。

 歌唱合成では発音が悪く歌詞が聞き取れない、という技術(テクノロジー)的な問題はさておき、動画や作品ページにて歌詞を公開していても反応が無いというのは寂しいものです。
 勿論、お褒めいただく反応も嬉しいですが、建設的な批判やアドバイスを受ける機会が無いというのも辛いものです。特に歌詞については「こう書けば良い」というマニュアルもあまり見かけませんし、短歌や俳句の様に学校で作ってみたりするものでもありません。結果として、私の様に「ひたすら書け」(過去記事参照)としか言えない状況にあります。

 話は変わりますが、歌唱合成界隈では使う音源や、動画のクオリティに曲の評価が左右されやすいのも個人的にはあまり良いとは思っていません。
 最終的にターゲットとなる人々に受け入れられれば良いので、小難しい文学だの表現だの拘る必要が無いと言えば無いのかもしれませんが、それでも「歌詞が好きだ」という理由で曲を好いてくれる方は居るのですし、一般に「良い曲」と言われる歌唱曲は歌詞を評価されている事が多いように感じます。
 歌詞のクオリティに拘る事は曲の評価に対して無駄ではないと思いますし、何より自分が表現したい事を形にするにはそれ相応の技術(スキル)が無いと消化不良を起こしてしまいます。少なくとも私は。

 という事で、表題の話に戻ります。
 私としては、同じ様に歌詞を書く人同士で建設的な議論や感想を述べあう事ができる場所があればなと思っています。勿論創作をしない方や別のものを作っている方からの感想なども大変参考にはなるのですが、技術的な表現について突っ込んだ話となると同じものを作っている人間同士の方が良いかと。

 実は歌詞をメインに(詞先で)曲を書いている人を見付ける事自体が難しく、私の様に自ら詞先制作であると公表している方以外ははっきり言ってわかりません。
 そもそもDTMは(フリーソフトが充実してきたとはいえ)一から曲を作るとなると、そしてそれなりに名が通る程度のクオリティのものを作るとなると音楽の知識がある程度必要なので、音がメイン(または曲先制作)だという人も多いかと思います。歌詞は外注している人も居ますし。まあ外注の場合は歌詞専門で作ってらっしゃる方がその分居るという事なので、そういう方と交流できれば良いのですが。
 あとは歌詞に特化した公募やコンテストなども数多くある訳ではなく…。

 今の所、良さげなコミュニティーとしてはピアプロのコラボとかなんですかね。眠くなってきたので(記事自体は夜中に書いてます)このくらいで。

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