『ミュージカル封神演義-開戦の前奏曲-』は観に行けませんでした
10月28日の夜公演を確保していたのですが、公演中止により観に行けませんでした…。
E列という良席だった事もあり、それなりに落ち込んだのですが、安全には変えられないですからね…。
刀ステ、黑世界、と今年に入ってからも無事に観劇できていたので、どこか他人事みたいに思っていたところもありました。
さて、無くなってしまったものは仕方が無いので、通販でパンフレットを確保、および配信で観劇いたしました。
円盤も注文しましたが、来年春まで待ちきれなかったので…。
「ミュージカル封神演義-開戦の前奏曲-」 [Blu-ray]
という事で、以下ネタバレ有の感想です。
ミュージカル趙公明だった
趙公明が趙公明でしたわ。
劇場で観たかった~~~。
漫画原作での派手派手な登場シーン、ゴージャスな封神シーン、まさにミュージカル向けのキャラでしたね…。
あと平野さんは歌が上手い。他作品は文アルしか見た事無いので知りませんでした。
ちゃんと最後に妹達を頼んでいくのが良いお兄様でしたね。
次回以降に雲霄が出てくるの楽しみにしてます!(女性キャラの中では雲霄が一番好き)
平野さんも封神演義ガチ勢らしく、出演が決まって本当に楽しみにしていたと思うのですが、初日も延期になるし、ゲネを除くと初演が千秋楽という結果になってしまい、本当に残念だったと思います。
もっとやりたかっただろうなあ。
登場シーンの「この城に厄介になるけど、良いかな?」「嫌だ!」「ハハハハハハ!」の流れが完全に漫画通りで、その前の趙公明のソロから永遠にループできる…。
あと此処から捌けるシーン、最後にジャンプして趙公明ポーズになるんですよ!
※趙公明ポーズとはいかにも趙公明らしいポーズの事です
あと前髪が完璧でした。
まさかここまで再現するとは
この辺りの話って、舞台上で表現するには難しい話が多いと思っていたのですが、出来る限りエピソードを抜かずによくまとめてくれたなと思います。
(蝉玉が居ないのはまあ、仕方ないんだろうなあ…)
特に太公望の腕関連と、馬元戦。
馬元戦の演出は驚きました。こういう手法もあるんですね。
どんなだったかは是非実際に観てお確かめください。
クイーン・ジョーカーⅡ世号
殷洪役の田口さんの歌や演技が良かったです。
皆が言うには楊任役も田口さんらしい?
楊任は原作の様に渋くはなかったのですが、その分オリジナルの「セクシーでしょ~ん?」の様な台詞で役者にキャラクターを寄せる事で、上手く違和感を薄めていたと思います。
あと台詞言いながら宙返りするの凄かった。そんな楊任は知らねえ。
呂岳や余化も衣装に気合が入っていて、パンフレットに載せてほしかった。
あとは飛刀が喋ってくれたら大満足でした。次回以降に期待。
その他
序盤オープニング曲まで魔家四将戦だったのですが、ちょっと長かったかなという感じ。
特に原作未履修の人には辛かったみたいですね。
私も魔家四将戦はそれ程思い入れが無く、カメラワークのせいかダメージを受ける場面の演技や演出も解り辛かったので、もうちょっとという感じでした。
急に代役で入った役者さんも居ますし、上演できただけでも大変ありがたいんですけどね。
まさかまさかの姚天君が(簡易的ですが)衣装ありで出て来たのは嬉しいサプライズでした。
金光聖母も期待しています。
あとは黒点虎。声のイメージを重視して女の人が躁演していましたが、やっぱり重たいんだろうなあ…。
四不象に比べて頭が下がりがちだったのが少し気になりました。
でも、黒点虎が居る事で、前作みたいに申公豹が謎の独り言みたいなナレーションをしたり、妲己ちゃんが出て来なくて良いので、より原作に近い自然な脚本になりました。
色々書きましたが、続投組の演技は安心して観れた上に皆さんレベルアップしていてとても良かったです。
殆どの公演が中止になり、利益が出たのかどうかファンとしても心配ですが、是非とも次回作をお願いしたいところ。
パンフレットはボリューム満点
届いたばっかりでまだ軽く目を通しただけなのですが、何かいっぱい文章が書かれてたり設定があったりする!?
時間がある時にゆっくり読もうと思います。
「ミュージカル封神演義‐開戦の前奏曲-」公式サイト「ミュージカル封神演義‐開戦の前奏曲-」2020年10月25日(日)〜11月2日(月)・品川プリンスホテル ステラボール、2020年11月6日(金)〜8日(日)・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて公演!