Eyecatch

オンラインLaTeXコンパイラ

オンライン上でTeXの編集・コンパイルができるサービスのまとめです。
使った事がないものはリンクのみ。

Overleaf

ShareLaTeXはOverleafに吸収統合されました。

会員登録無しでもいきなり編集・コンパイル出来るという手軽さ。

リアルタイムコンパイル&プレビューも利用できます。
編集している時に右側のプレビューが動いているとうっとうしいという人はマニュアルコンパイルに切り替える事も出来ます。

容量については無料プランは100MB。
登録後にTwitterフォロー等である程度増やせますので、普通に使う分には足りると思います。

新しいプロジェクトを作る時は公式テンプレートの他、zipファイルをアップロードする事も出来ます。
Google Drive等のオンラインストレージからのインポートも可能です。

公式テンプレートの数は少なめですが、LaTeX Templatesというテンプレート配布サイトからワンクリックで登録出来ます。

注意点

編集するファイル(プロジェクト)には自動で共有リンクが生成されます
インターネット上で検索できる状態にはデフォルトではなりませんが、URLを知られてしまうと他人に閲覧されるばかりか編集も出来てしまうので、まだ秘密の研究内容等、外に漏れるとまずいプロジェクトは此処ではコンパイルしないようにしましょう。

有料プランでは非公開プロジェクトの作成もできます。

日本語を出力する方法

その1(個人的には非推奨)

jarticleは使えませんが、CJKパッケージを読み込ませる事で日本語を出力できるようになります。
コンパイラはpdfLaTeXのままで。

まずはプリアンブルに以下のコードを記述してパッケージを読み込みます。

\usepackage{CJK}

次に\begin{document}の下に

\begin{CJK*}{UTF8}{ipxm}

\end{document}の上に

\end{CJK*}

これで出力部分全体で日本語が使えます。
プリアンブル部分にauthor等を日本語で記述する場合は、先程のタグで同様に囲うとコンパイルできませんが、囲まないと表示されるもののエラーが多発。調査中。

その2(公式ガイドより)

現在、公式のガイドが整備されて日本語を入力する為のページが出来ています。

以下、そこで紹介されている方法(の一部)を説明します。

  1. \usepackage{xeCJK}をプリアンブルに追加(パッケージを読み込む)。
  2. 使いたいフォントを指定(\setCJKmainfont{フォントファイル名.拡張子}をプリアンブルに追加)。OSに入っているフォントを指定しても良いし、プロジェクトにttfファイル等をアップロードして指定してもOK。
  3. コンパイル方法を変更。プロジェクト画面のSettingから、CompilerでXeLaTeXを選択。

これでプリアンブル部分(例えばタイトルとか著者とか)に日本語を入れてもエラーが出なくなりました。

他にも等幅フォントの指定などをしたい場合は公式ガイドをご参照ください。

□を出力する方法

此方は\usepackage{amsmath,amssymb}を読み込んで\squareとすればOKでした。

Cloud LaTeX

アカリクが運営しているので、デフォルトで日本語OK。
Facebook、Twitter、メールアドレスのいずれかでログイン可能。

コンパイル方法はpLaTeXとXeLaTeXの二つから選べます。
コンパイルは自動コンパイルのみの様子(必要に応じて手動でコンパイルできますが、自動コンパイルを止める事は出来ない様子)。

サイトがシンプル過ぎて、この手のサービスを使いなれていない人には不親切仕様な気がしますが、一度別のサービス等を使っていた人ならすぐに使えるかと。

まずはプロジェクトを作らないと、ログインしてすぐの場面で打ってコンパイルしても保存するメニューが無いので注意。

日本語が特段設定の必要が無く使えるという点以外の機能は、これまで紹介してきたサービスより劣ります。
エディタの色も選べないし、共同作業もできませんし。

ちょっと日本語の文章を打ってPDFに書き出したいだけの時には使えるかも。
多分CJKなので、綺麗なフォントを使おうと思ったら結局XeLaTeXでの設定が必要ですから、Overleafと大差無いかも。

数式画像を作りたい時に使えるサービス

文書全体ではなく、LaTeXでないと生成が難しい数式などを作成したい時に使えるオンラインエディタです。

使った事が無いサービス

リンクのみ。自分のサーバーに置いて使うものもあります。