Pixivの漫画を電子書籍化してオフラインで読む方法
Pixivで気に入った漫画があると何度でも読みたくなりますが、その度に毎回アクセスして画像の読み込み…というのはスマホだと結構大変だったりします。
また、突然削除されるかもしれない不安から、手元に残しておきたい気持ちがある人も多いかと。
しかし、全ての作者さんが同人誌などを作ってくれる訳でもありません。
それで色々調べたり考えたりした結果、
- Pixivの作品を簡単にダウンロードし、
- 電子書籍(PDF)化して、
- 各種端末の電子書籍リーダーで読む
という方法を編み出したのでご紹介します。
注意等
今回紹介する方法は、Pixiv以外のサイトの作品でも、画像を入手できれば応用可能です。
ご利用は個人で楽しむ範囲内でお願いします。
くれぐれも著作権違反や作者の方のご迷惑にならないようにしてください。
必要なアプリ
1. Pixivの作品をダウンロードする
Pixiv Downloader EXは有名なのでご存知の方も多いかと思います。
ブラウザ「Google Chrome」の拡張機能で、これを使うと沢山ページがある漫画作品でもダウンロードが楽になります。
この拡張機能を使って、作品画像をダウンロードしてください。
ここではとにかく画像形式のデータが用意できればOKです。
詳細な使用方法は割愛。
ダウンロードする際、漫画のページの順番通りにファイル名が連番になるようにしておくと、次の操作が楽になります。
基本的にはデフォルトのファイル名のままでOK。
2. 画像をPDF化する
アプリの導入
次にChainLPというフリーソフトを使って、画像をPDFファイルにまとめます。
インストールせずに使えるタイプのソフトなので、ダウンロードしたら適当な場所に解凍してください。
使い方は簡単で、画像が入っているフォルダを指定すると、連番で画像を読み込んでPDFなどの形式で出力できます。
しかし、このソフトの設定が、今回の作業の肝となっています。
上手く設定しないと画像が小さくなってしまったり、画質が悪くなったりして絵や文字が見えなくなる事があります。
今回は、私が実際に設定している、個人的にベストな設定を載せておきます。
詳細設定
「編集」メニューの中にあります。「画像」タブの部分だけ要設定、あとはお好みで。
私は基本的に漫画しかPDF化しないので、本文と挿絵の設定は共通にしています。
小説のようなものを変換される際は各自で本文の方を調整してください。

もしかするとPNGの方が軽くて綺麗かも?
メイン画面の設定
- サイズ
- プルダウンから「元スケール」を選択
- ページ補正
- リサイズなし
あとはページ結合とか余計な事をしない設定ならお好みで自由に。
3. PDFを電子書籍リーダーに登録する
PDFが出来上がったので、あとはこれをGoogleドライブなどのオンラインストレージに入れれば各端末で読む事ができます。
しかし、ストレージのプレビューだと読みづらい事も。
電子書籍リーダーに登録すると、かなり読みやすくなります。
GoogleブックスやKindleでは、自作のPDFを登録して電子書籍リーダーで読む事もできます。
ここではGoogleブックスでの登録方法を説明します。
- 「アップロード済み」本棚にアクセス
- 「ファイルをアップロード」からPDFをアップロード(Googleドライブにアップロードしておけばそこから選択することもできます)
登録には少し時間がかかりますが、数分後には完了します。
あとは各種端末でオフラインで読む設定にしておけば、いつでも電子書籍リーダーから読む事ができます。