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【タロットカード】ライダー・ウェイト版タロット

タロットと言えばこえ、というくらい定番のデッキの一つです。
ライダー・ウェイト版は解説書も多く、絵柄も意味が読み取りやすいので、最初のタロットデッキとしてもおすすめです。

このデッキは

  • ライダー・ウェイト・スミス版タロットと呼ばれるタロットデッキです
  • 初心者から上級者まで使えます
  • 解説書が豊富です
  • 比較的安価で入手できます

同じような絵柄で何種類もデッキがあるけど、どうして? おすすめは?

図柄の著作権が日本やアメリカでは切れているからですね。
その為、著作権の切れたオリジナルの図柄を使ったノーブランドデッキが、かなり安価で購入できます。
流通量も多く、カードが擦り切れてもまたすぐ入手できるので、普段使いに向いているタロットデッキと言えるでしょう。

図柄で選ぶ

似たような図柄の物は、オリジナル版を着彩しなおしたり、修正を加えたりしたデッキとなります。
オリジナルの絵はスキャンの解像度が低く、それをそのまま使っている場合、他人を占う時に使うデッキとしてはチープすぎる印象を与えます。
実占に用いる場合は、着彩しなおされたデッキを選びましょう。

サイズで選ぶ

私はスタンダードサイズ(約12cm×約7cm)を使っていますが、トランプなどに比べると大きく、トランプを切るようなシャッフルは慣れないと難しいです。
シャッフルや占いでカードを広げる場所が広く取れない場合は、ポケットサイズの物も良いと思います。

材質で選ぶ

ノーブランドデッキには当たり外れがあるかもしれませんが、ホログラム加工などがされていないものであればどれも問題無いでしょう。

また、耐久性が欲しい場合は、プラスチックバージョンがU.S. Games Systemsから販売されています。
長期的なコスパはこちらの方が良いかもしれません。

実際に購入したデッキ

U.S. Gamesのプラスチックカードデッキ

プラスチックライダータロット(パッケージ) プラスチックライダータロット(カード)

大きいし、プラスチックということで扱いに神経質にならなくて済むのが良いです。

ただ、箱の蓋が外れやすいのと、カードが薄いのでシャッフルやカードを引く時に手間取りがちなのが難点。

裏面はチェック柄の1種類。
もう少し雰囲気があれば実占でも使えそうですが…。

黄色い箱のノーブランドデッキ

とにかく安いです。1000円くらいだったと思います。
紙質は悪くないのですが、最初から薄く傷が入っているカードも。

失くした時用に、白紙のカードが2枚入っています。
解説書は付属しません。

自分を占う際には不便は無いのですが、低解像度の画像を加工して引き延ばしたようで、かなり画質の悪い印刷となっています。
他の人を占う時に使うには全くおすすめしません。

また、カードの図面以外(裏面の柄やパッケージデザイン)はU.S. Gamesのパクリなので、もしU.S. Games側でパッケージなどを商標登録していたら問題かも。
裏面のチェック柄は著作権を主張するのは難しい気がしますが…。

ホログラム加工のされたデッキ

機会があって入手したのですが、これは実占向きではないデッキでした。

ホログラムライダーウェイトデッキ

中国語版なので、カードに書かれている文字も、付属の解説書も中国語です。
同じパッケージで英語版やロシア語版もあるようです。

価格の割に、紙質が良くありません。
ダンボールの様な厚紙に印刷されており、カットも端に屑がついていたりと綺麗ではありませんでした。

また、ホログラムタロット全般に言えますが、ホログラム加工のカードは薄暗い場所での視認性が低く、とても見にくいです。
明るい場所で見る分には綺麗なのですが。

裏面が正逆の分からない柄なのはGOOD。

裏面の柄

比較的安価に購入できるデッキなので、おもちゃや練習用として割り切るならアリかもしれません。
サイズ的にも大きすぎないので、トランプの様な切り方をするなら向いています。

Sophia

DTMとかやる人。