アコースティック系が得意なマルチ音源『SampleTank』 by IK Multimedia

SampleTankは6000種類以上の音色を有するサウンド・ワークステーションです。
この記事では使い方や使用感をレビューします。

基本情報

対応OSWindows / Mac (64bit)
定価 299.99 EUR
おすすめ度
★★★★★
音質・音色★★★★★
機能性★★★★★
動作の軽さ★★★★☆
SampleTank

アコースティック系の音が得意な総合音源です。
特にピアノは拡張音源を買わなくても沢山入っている上、それなりに使えます。
拡張音源を買えばシンセ系も強化する事が出来ます。

SampleTank4になって通常版は少し初心者が手を出しにくい価格となってしまいましたが、総合音源は一つ持っておくと制作時の保険になるのでおすすめです。

バージョン3から4へのアップグレード方法

IK Multimedia 25周年のGroup Buyで貰いました。
圧倒的に音色が探しやすくなってて良いですね!

バージョン4は、アプリケーションはIK Product Managerからインストール・オーソライズします。

サウンドはサイトのマイページからダウンロード。
数が多いですが、バージョン3をベースとしているので、SampleTank 3の音色もしれっと混ざっている…というか4分の1くらいはそう。
内容を確認してみましたが、SampleTank3を買った時に落とせるものと同一の様でした。
なのでダウンロードや展開の必要は無いと思います。

それ以外のST4で追加された音色は、SampleTank 3の音源と同じ場所にインストールすればOK。
音源を解凍したら、アプリ側でライブラリのデータベースを更新するのを忘れずに。
データベース更新は左側のパッケージを右クリックで、個別に行えます。

ST3とST4は併用可能です。
但しSampleTank4用の音源をバージョン3で使う事は出来ません。

ST4では音源の場所として複数のディレクトリを設定できるので、バージョン4用のライブラリは3の場所とは別のところに保存してもOK。

各グレードの違い

無償版について

無料版は使える音数に限りはありますが、音の劣化や機能の制限等はありません。
特にストリング系の音色がリアルなので重宝しています。SONARとの相性も悪くありません。

音源は別途ダウンロードする必要があります。
音源の方は適当にまとめてzip形式で配布されています。何が入っているのかはダウンロードページのマークをクリックすると知る事が出来ます。何度も同じデータを落とすのが嫌な人は一番最近のファイル以外をダウンロードして、全種類出切ってから最後のzipを落とせばいいのかもしれない。

SEを購入するならiRig KEYSの購入がおすすめ

SEは音色数が制限された廉価版です。
此方のバージョンはハードウェアにバンドルされている事も多いのですが、何故かソフト単体で買うよりiRig KEYSのバンドルとして入手する方が安い事がります。

本格的な音色数が欲しいならMAXを

SampleTankの特徴は拡張音源を都度買って音色を増やせる事ですが、拡張音源ほぼ全部入りのセットも存在しています。

そんなに音色使う事あるかな? と思う方も、拡張音源を頻繁に買うかもしれないのであれば最初からこのMAXを購入しておく方が安上がりです。

使い心地など

雑多でごめんなさい。
時間のある時にまたゆっくり整理します。

  • バージョン4になって、音色を楽器の種類や雰囲気から絞り込めるようになって超便利(バージョン3のリスト展開ポチポチに苦しんできた顔してる)
  • ライブラリのスキャンの遅さは相変わらず
  • 25鍵キーボードではトランペットとかの奏法キーが押せない(61鍵も持ってるけど多分そちらでは大丈夫なはず)
  • スキャンした後再起動しないとMIDIキーボードからの入力を検知してくれない(バグ?)
  • 100GBはまあ重いよね。今時のDTMerは苦しまないんだろうけど8年前のPC使ってる古のDTMerには重い(他の音源も買ったりしたので容量枯渇した…また外付け買います)
  • ちなみに音源のインストールはライブラリフォルダにコピーしてるだけなので、インストーラーを起動しなくてもzipの中から直接コピーすれば良い
  • スタンドアローンで動くのが良い。同社製品の専用音源とかも音源だけ取り込めるのが便利
  • バージョン4を買ったり貰ったりするとEditorというのがついてきて、自分で音色を作成できる。これはIKとしては画期的なんだけどなんでEditorだけオーソライズが旧Authorization Managerやねん

音や機能についてはこの動画を見るのが一番早いかも(早いとは)。
本当にピアノは多くて凄い…さらに拡張もある…。

拡張音源

無料版を含めて、私は以下を所持しています。
(色々増えた分の記載が間に合ってません…。)

ピアノ

個別記事に聴き比べ用デモ音源があります。

Art Deco Piano

対応OSWindows / Mac
定価 79.99 EUR
おすすめ度
★★★★☆
音質・音色★★★★★
動作の軽さ★★★★☆
Art Deco Piano

1930年台のクラシックなBlüthner® PH Grand Pianoをサンプリングしたピアノ音源。
クラシックやジャズなどに向いています。

音色は10種類収録されており、SampleTankの各種編集機能も使えますので、ある程度広い作風をカバーできるでしょう。

動作にはSampleTank 3以上のバージョンが必要です。
(公式ページでは SampleTank 4 や 4 CS で動作とありますが、本体のバージョンが3でもちゃんと動きます。)
無料のCSバージョンでも動作します。

SampleTank 4 MAXにもバンドルされています。

Syntronik

ヴィンテージシンセです。

VSTプラグインとしても動作しますので、SampleTank本体を持っていなくても使えるフリーVSTiとなっています。

Cinematic Percussion

定価は€99.99。75%セールで購入。
以前無料配布していた事もあるそうです。

公式で買うとセール価格€25ですが、AudioDeluxeで買うと$25。
通貨の表記ミスかと思いきやちゃんと請求もドルだったので謎です。
ドルとユーロだと、円を介さずに直接両替してもユーロの方が高いんですけどね。

で、こちらは映画とかで使われている雰囲気のある打楽器のセット。
楽曲での使いどころは頻繁にはないでしょうが、ちょっとした味付けに良さそうと思って買ってしまいました。

ループも入ってるので思ったより使いやすそう。
和太鼓などのエスニックな音色も多いです(リバーブは最初から大分かかってしまっていますが)。

SampleTank 4 MAXにもバンドルされています。

Elektronika

私は以下を所持。

EDM向けのループ音源です。
定価は€39.99ですが、随分前に無料配布していたのを確保してありました。
まあダウンロードしていなかったら有効期限が切れて、再ダウンロードチケットを買う羽目になったのですが。

こちらもSampleTank 4 MAXにバンドルされていますので、重複購入には注意。

トラブルシューティング

追加音源のロックが外れない

SampleTronなどの拡張音源をインストール・オーソライズした後、パッケージ一覧の鍵マークが外れていない場合は、Custom ShopのアプリからRestore My Purchaseをすると使えるようになります。
右上の自分のIDのところをクリックでメニューが出てきます。

それでもダメな場合はSampleTankのオーソライゼーションを一度解除してから再度オーソライズしてみてください。

ループ音源の止め方がわからない

ループの音色だとDAW上にノートを置いただけで延々と音を流し続けてくれます。
止め方は、プラグイン上で止める時と同じように、止めたいループがバインドされているキーに再度ノートを置くだけでOK。

使用した作品

古い情報

以前のバージョンの情報です。
なんぞの時の為の記録として残しています。

バージョン3以降の注意点

SampleTank 3では32bit版のOS及びDAWのサポートはされなくなり、OS・DAWの双方が64bitでないとVSTプラグインとしての利用はできなくなりました
SONAR X1 LE等は32bit互換モードでの動作ですので、VSTプラグインとしてSampleTankを立ち上げる事はできなくなります。
製品版・無償版問わずこの仕様ですのでご注意を。

64bit環境でSampleTank 2.5がVSTプラグインとして認識できない時

32bit版SONARを無理矢理64bit環境で使っている時に起こる問題です。
SONARを管理者権限で起動する(右クリック→管理者として実行)と解決できます。

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