徳川美術館夏期特別展へ行ってきました
寝不足であんまり覚えていないので簡易レポ。
徳川美術館の夏期特別展「信長・秀吉・家康 -それぞれの天下取り-」へ行ってきました。
公式があまり代大々的に宣伝していないのですが、既に鯰尾藤四郎・物吉貞宗については此方の企画展でも展示されております(骨喰藤四郎との共演とはまた別)。

展示品・混雑状況
平日昼間に行ったからかかなり空いていました。
ボランティアの解説の方とは時間が合わず、今回は自分達のペースで見て回ったのですが、結構急ぎ気味に見たのにそれでも一時間半程度があっという間でした。
前回と被っていた展示品も一部ありましたが、ほとんど入れ替えられていました。
鯰尾・物吉以外の刀剣展示も沢山ありました。正宗や長船が多かった印象です。正宗はあまり詳しくないのでもう少し予習をしていった方が良かったです。あとは解説員さんの時間に合わせて行くとか。
物吉貞宗は三方から見られるよう、独立したケースに展示されており、裏側も覗き込む事が出来ました。薄い!
あとは村正・国俊など。
鯰尾藤四郎について
今回は江戸時代の蠟色塗拵(尾張家14代・15代が所持)と共に展示されていました。鞘や柄の糸・鍔は黒く、柄の本体は白、鍔の装飾(彫り物に少し塗りが入っている)や目釘が金色だったと思います。時代が新しいのもありますが、とてもきれいな状態で残っていました。
あまり詳しくありませんが、拵には小刀(ペーパーナイフ的なもの)がセットになっている事も多いようです。鯰尾には、埋忠の小刀が付属していました。誰かこの小刀と鯰尾の捏造二次創作ください。この埋忠や拵については以下のページに情報がありますね。
鯰尾藤四郎 | 日本刀や刀剣の買取なら専門店つるぎの屋日本刀や刀剣の高価買取は、刀買取専門のつるぎの屋にお任せください。鯰尾藤四郎は粟田口吉光作の脇指で、「享保名物帳」消失の部に所載します。切先が鯰の尾に似ているところから命名されました。
鍔の模様は秋草、小刀の柄の模様は獅子でしたか。というか、本当は国俊の本差があるらしいですね。
今回は鯰尾・物吉共にかなり明るい照明の下での展示でした。刃紋は少し見にくい印象でしたが(私の目が疲れていただけかも)、拵が見やすくて良かったです。満足満足。
徳川園
今回は時間に余裕があった為、セット券を購入して徳川園の方も見ました。暑くて大変でしたが、池や滝があって癒される空間でした。
入園料もお手頃なので訪れる機会のある方はぜひ。
信長・秀吉・家康 -それぞれの天下取り- 夏季特別展 | 特別展・企画展 | 展示 | 名古屋・徳川美術館愛知県名古屋市東区にある1935年に開設された歴史と由緒ある美術館です。徳川家康から御三家筆頭としての尾張徳川家初代 徳川義直が譲り受けた遺産を中核として、国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件、500振以上の刀剣など、代々受け継がれた大名道具1万件余りを所蔵しています。