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ミュージカル『刀剣乱舞』レポート&感想

 またまた友人が当てていたので連れて行ってもらいました。いつもありがとうけんらんぶ…。

  • この記事では刀剣乱舞-ONLINE-を原作としたミュージカルについて取り扱っています。
  • ネタバレを含みます。一応ストーリーに関連する所はできるだけ隠していますがブラウザによっては普通に見えるかもしれないので、ご了承の上お読みください。
  • 公演中メモ等は取りませんでしたので一部記憶が曖昧です。他の人のツイートをから思い出して追記した箇所もあります。
  • 褒めるだけのコメントではありません。不満があった箇所には不満も述べています。
  • 一部刀ステの内容に言及しています(関連してCP表記等もあります)。地雷を避けられる人だけどうぞ。

 今回は語彙が生きてる!

舞台全体について

刀ミュ

ミュージカル

 清光(近侍・隊長)・今剣(歴史修正したい)・岩融(新人・歴史修正あかんで)が、他の三条に見守られつつ成長する物語。
 審神者は声だけ出てきます。近侍の清光がログイン時に会ってる感じ。

 舞台はステと同じ様な構造かと思いきや、ステの舞台がほとんど動かなかったのに対し、此方は階段とその間の何枚かの板が動く仕様。プロジェクションマッピングに既に撮影された人物の動きなどを投影し、瞬間移動や速着替え等を実現していました。
 ミュージカルあるあるですが、台詞や歌詞が聴き取りづらかったのが残念でした。あと最初の方、全員で歌う曲はもう少し調和を大事にしてほしかった…高音も出て……。

詳細

 すっごい今剣の闇を攻めてくる。今剣は義経の自害に使われた設定です。
 いまつるといわとーしだけ真剣必殺あるんですが、階段を上手く使ってポーズまで原作絵通りにしてて感動。
 とにかく清光と今剣がいちいち可愛かったです。今剣はずっと飛んだり跳ねたり、途中岩融(本体)で高跳びやったり。
 三条の御爺様達はもうちょっと清光の言う事聞いてあげて…。三日月が清光に餌(茶菓子)与えてた。

 刀剣男士他が刀を振るうと衝撃波みたいな感じのとかシュビン! って感じの軌跡とかプロジェクションで投影されるんですけど、なかなか霊力使ってる感じあって良かったです。

 最後で説明があったけど、え、あれ…? 過去の岩融闇堕ちしてない…? そんでそれと今のまともな岩融戦ってんの…? 闇が深い…( ?ω? )
 あと新人の設定の割に強すぎでは。ちょっと精神的には弱かったけど。

 戦った後、血を払ってから刀を収めるのはポイント高かったです。

 小狐丸の事はよく知らないのですが、思ったよりもずっとまともな刀だった…。ちょっとナルシストでお嬢様が大好きな執事って感じだ…。
 清光はほんとに可愛い。謙虚で照れ屋だ…自分の立場をよく解ってる。

 ねえねえ三日月なんでクラウチングスタートとか知ってんの? 結構チャラいというか、ギャグ担当でした。

 清光「気心の知れてる奴を隊に入れてよ。例えば大和守安定とか」

ライブ

  • サイリウム類無くても生き延びれた…(持ってた人は半分くらいかと)
  • ストーリーの方で気付かなかっただけかもしれないけど、清光の靴、普通の靴にヒールのような模様を描いて遠目からはヒールに見える仕様。ちょっと脚が短く見えるけど上手く出来てるなと思いました。
  • 今剣の最初の衣装がゴシックロリータっぽく見えて可愛い!
  • 三日月さん歌上手え…清光のダンスのキレやべえ…
  • 席が通路沿いで、岩融と小狐丸と三日月が横を通ってくれたんですが、岩融がめっちゃ良い匂いする。小狐丸もちょっと良い匂いする。三日月さんは暑そうでした。
詳細
  • 弁慶様・義経公他、和太鼓叩くの上手すぎでは?
  • 最初に出てきた軍服ダンサーズ(バックダンサーの方々)がかっこよすぎて刀剣男士に集中できない
  • 日替わり禊は今剣。お昼寝腕枕…
  • お客さんに振付教えてる時にいまつるがおもいっきり台詞間違えてて面白かった可愛かった

 全体を通じて、好きなキャラや俳優さんが居ればとても楽しめる舞台だったと思います。俺の初期刀は可愛かった。

刀ステとの比較(批評・ネタバレ他)

 ステ見てない人にはネタバレかもしれないけど対比させて書くとやりやすいので許してください。読んで気分を害したとか知らないよ、此処は読者が好きで読みに来る場所だからね。
 刀ステのレポートは此方です。

 どっちも見てない人が円盤を買うとしたら、基本的には推しが出ている方をおすすめしたいです(ストーリーのネタは結構被ってます)。しかし、シリアス・お芝居・BLが好きな方は舞台の方を、エンタメやライブ好き・夢女子の方はミュージカルの方を選ぶと良いかと思います。
 三日月が好きな人はミュ、みかんばが好きな人はステ。
 特にキャラクターに拘らず世界観が好きな人にはステをおすすめします。ミュはかなりファンタジー色が強く、ステよりも独自設定が多い為(ステも呼び名等は独自ですが)、受け入れられないと辛いかも。

刀ミュ刀ステ
音楽(歌)個々の役者さんは上手いです。曲調が私の好みではなかった。BGMは素敵。歌唱は期待しない方が良い。
刀剣男士演技はどちらも人(役者さん及び見る側の解釈)によりけり。衣裳はステの方が再現度高いと思います。
歴史上の人物どちらの役者さんも素晴らしい! 強いて言うならミュの方が登場頻度が高く、刀剣男士との絡みも多かった印象(あくまで印象)。また、個人的な好みですが演技もミュの方に一票入れたいです。滑舌や表現はステに軍配が上がります(私の中では)。
その他の役歴史修正主義者の衣装・小道具が凄い!明智軍やったり修正主義者やったり大変そう。ミュみたいに光ったりはしませんでしたが、衣裳も良く出来ていました
殺陣投影による演出がある為、本格的な殺陣は少なめ。曲に合わせたダンスっぽいものがあります投影による演出は敵短刀及び短刀男士の見せ場のみなので、本格的な殺陣が殆ど
目が足りるか6人なので遠くからならなんとかなる全然足りない
ギャグ(台本)結構な頻度で真正面から笑かしてくる。お客さんのテンションが高いので全然笑うシーンじゃないのに笑ってたりもしてました(全体的に微笑ましい感じ)細かいのをこっそりとか、ギャグのシーンをきちんと分けてやってたイメージ
葛藤する男士清光(隊長として)
今剣・岩融(刀剣男士として)
山姥切国広(隊長として)
織田組(刀剣男士として)
汚れ役居ません左文字
見守り役石切丸・小狐丸(気を遣う)三日月・鶴丸(気を遣う)・光忠(気を遣う)
お客さん・観劇態度テンションが高い。すごい統制されてる。黄色い声が出ないと辛い…一緒に歌ったり振付やったりするのも辛い…(ノリについていけなかった)基本的にストーリーに引き込まれていたのと、声を出したりする舞台ではなかったので静か。ギャグシーンの笑い声くらい
Sophia

DTMとかやる人。