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舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 観劇レポート

 2018年7月21日東京公演マチネを観てきたので報告します。
 今回珍しく考察が多い…。

総評

 今回これが一番困っています。
 一言、言いたいのは「続編が無かったら許さん」という感じでしょうか。

 私は前回(ジョ伝)で公式のネタバレあらすじを読んで失敗したので、今回は事前情報ほぼゼロで観たのですが、今度は逆にそれが観た後の不安要素になってしまった気がします。
 何を言っているのか解らないと思いますので、一つずつ、今思う事をメモしておきます。

 またポスターとか特に無くてこれしか撮れませんでした…。

初めて悪い意味で裏切られた

キャッチコピーと合っていなかった

 「集大成」って言ってたので、てっきりもっと伏線が回収されるのだと思っていました
 でも、特番とかパンフレットの末満さん・鈴木拡樹さんの様子からすると、この作品はあくまでも読点なんですよね。
 最初から続きがある前提だと解って観れていれば、普通に続きを期待できる面白い舞台でした。

それでもまだ不安は拭い切れていません

 来年公開の実写映画に刀ステキャストが取られてしまう事は確定しています。
 撮影はとうに終わっているのかもしれませんが、公開されたらされたでそちらの宣伝などキャストが忙しい事に変わりは無いでしょう。
 私個人としては、末満さんが描きたいものの為なら、キャストを変更してでも続編制作を進めていただきたいところですが、密着特番を見た限りだとキャストに一番こだわっているのは末満さんの様な気がしていて、続編はどんなに早くても来年の夏以降の気がしています。

末満ワールドすぎない?

 フォロワーさんにおすすめされ、『グランギニョル』までの『TRUMP』シリーズを履修済みなのですが、悲伝を観ていてずっと「『LILIUM』観たいなー」と思ってしまったのが今回一番残念だった点です。

 末満さんがそういう話が得意なのは知っています。
 そういう話が好きで末満さんの舞台を観ている事も自覚しています。
 それでも今回、三日月がずっとLILIUMのあのキャラに被って見えてしまって、なんというか、うーん。
 LILIUMのあのキャラとは全然考え方も行動も違うんですけど、シチュエーションが似すぎていて…。

クオリティは満足

 とはいえ、上記の事に目を瞑れば今回も満足のいくクオリティでした。
 お芝居も、歌も(またBGMが大きすぎて全然聞き取れませんでしたが)、演出も殺陣も、劇場で観れて良かった、また観たいな、とお世辞抜きで思っています。

 良かった点はこの後細かく書くので、先に残念だったポイントを箇条書き(含む観劇者のマナー)。

  • 歌仙さんの刀身がすっぽ抜けた。宙を舞ったので一瞬あらまんばみたいな投げ技をしたのかと思った。怪我が無くて良かったけど、気を付けてもらいたい
  • 相変わらずBGMが大きい。他の人もブログに書いていたが、細かく音量調節しなくて良いので最初から良い感じの音量で流してくれれば良い
    私達はライブに来てるわけじゃないので。劇半という事を忘れないで欲しい
  • 一瞬マウスポインタ映ったね…
  • 序盤、遅刻者のチケットの座席に別の人が座っていて揉めていたのが気が散った(何度も目の前を通られた)
    結局遅刻者の座席の方(誘導)が間違っていたみたいだったので余計に腹立たしい
  • 大阪・京都では多分ほとんど見た事が無いんだけど、今回東京で和服で着てる組が多くてびっくりした。帯とか迷惑にならない様にしてるならともかく、作り帯はなあ…

キャラクター周り

誰も彼もしんどい

 みっちゃーん!!!!! みっちゃん…みっ(お察しください

 まあよくもこんな皆悲しむ話を書けたなという感じですが末満さんですからね。どちらかと言うとよくこの企画通したな公式。
 三日月は言わずもがな、山姥切も。彼等を見届ける小烏丸も、残されてしまった者達も。
 憎しみでも怒りでも、絶望でもなく、「悲しみ」を表現したシーンが多かったのは凄かった。特に裏切りとかだと裏切った相手に憎悪を向けがちだけど、光忠はただ悲しんだ。
 骨喰の、記憶が無いのに悲しむシーンも凄かった(つられ泣きした)。既に語彙が溶けてきましたね。

骨喰藤四郎

 ログボが骨喰だったんですが、三津谷さんの声もかなりゲームの骨喰に近くて感動。
 北川ばみを観た後は「北川ばみが最高、キャス変耐えられるだろうか」と心配でしたが全然耐えられるどころか三津谷ばみも最高でした…。
 二人の骨喰、同じキャラには見えないんですが、これはこれでアリだなと思えるものを持ってきてくれるのが刀ステの安心安全クオリティ。

 北川ばみは儚い外見の中に強い芯を持った刀剣男士でしたが、三津谷ばみは感情の起伏が少ないように見えてとても激しい刀剣男士。熱い。悲しい。
 それでいて殺陣が今回一番凄いのでは? というような振りばかりで端的に言うと三津谷さんヤバイ

腐女子・夢女子の戯言

 それにしても、この本丸のばみはすーぐ他人を抱き締めるであるな(おいしいのでもっとください)。
 大般若とのCPに目覚めるかな、と思ったけど、それよりも先に大般若の夢女にされてしまったので…。

織田組

 演出が好き。極めた後の刀の光り方が綺麗。
 長谷部は主命主命、と他の刀に厳しく冷たく見えるけど、貫く正義があるからなんだよね審神者知ってる。
 不動は「これは昔の俺だ!」のシーンが好き。それにしても、椎名不動は極前後であんまり変わりませんね(椎名不動好きです)。

三日月宗近

 刀ステを観てきて、これまで一切感情移入が出来なかったけど、今回三日月の「心」が初めて見れた。それだけでこの作品としては十分なんじゃないかと思う。
 彼もまた、特別な付喪神ではなく、他の刀と同じようにもがき苦しんでいるのだと知れた。少なくとも黒幕ではなかった。

 でも、何故彼が「結いの目」になってしまったのかは続編で説明されたい(期待をかけていくスタイル)。

小烏丸

 父はどこまで知っているんでしょうね。そういえば主もある程度勘付いているのでは?

 小烏丸、一番ビジュアルとかに不安があったけど、普通に実在していた。足の動きばかり見てしまった…。
 露出度補正があったのは何故なんでしょう。袖を残す都合かな。

鵺と呼ばれる

詳細

 演技が良かった。「カッ…刀」って言うのがなんか胸に刺さった。
 最後はあっけなかったように思う(もう少し三日月と絡めてほしかった)。でもまあ、不動君が止めを刺したのは良かった。

 鵺から時鳥となるシーン。あれは付喪神が生まれる瞬間を見たのだと思う。

終盤の考察

山姥切が結いの目に見せられるシーン

 考察というより個人的な所感。プロジェクションマッピングがアトラクションの中に居る様でとても良かった(劇場で観る価値があった)。
 最後の世界大戦、私はあれは戦争のシーンを入れたかったのではなく、「刀の時代が(一度)終わった」というのを振り返らせたかったんじゃないかと思っている。
 一度というのは2205年にはまた刀剣男士として刀の時代が来ているので。

三日月の最期

 刀解は想像してなかったな~。でも、他のどのメディアも避けている刀剣破壊・刀解・刀剣男士の裏切りを描いてくれる事はありがたく思っています
 だって刀剣乱舞って所謂乙女ゲーとは違うじゃないですか。刀剣男士の「心」を描いていく上で、審神者に都合の良いシチュエーションばかりなぞっても話が薄くなるだけ。

 私はこのシーン、劇場ですぐに三日月が円環から抜け出せたのかどうかが解らなくて(抜け出せたんだと思ってしまった)。
 三日月が言っていた「約束」もこのシーンの「次は俺が勝つ」だという事に気付いたのは家に帰ってからというニブチンなのでこの後の読み解き方も間違ってしまったようです。それで余計に「えっこんなので最終回なの…?(最終回とは誰も言っていない)」と不安になってしまった感。

 まんばが泣き叫びながら斬ってるんだと思ってたんだけど、あれやっぱり三日月も咆哮してるのね(しんどい)。

三日月の顕現

 上記の通りループから抜け出してしまったので、この三日月は2振目だと思ってしまいました。
 ループしていた三日月を助けられなかったまんばちゃんの元に現れる2振目…。「結いの目」が刀剣男士として顕現した後の性質なのか、三日月宗近という存在そのものの性質なのかよくわからなかったので、前者なら普通にまんばちゃんの傷抉りそうで可哀そう(ただ二次創作熱は上がる)、後者ならまたループしてしまうのかうーん、と絶望に絶望を重ねる……あれこれLILIUMで観たかも?

 他の人の感想を読む限りだと、

  • 山姥切は三日月を円環から救い出せなかった(刀解パターンはループに繋がる)
  • 三日月の顕現がループの起点となっている(あのシーンの後、序伝のお守りを渡すシーンに繋がる)

が正しそう?

 でも、それだと山伏国広が折れる地点は円環の外側(起点よりも過去)にあるし、結いの目が無くなった(刀解された)後で再びループの起点に戻る事になってしまう…(三日月が別の時間軸に顕現したなら刀解後未来に進んだ本丸が無数にある事になる)。
 下のツイートも気になる…。

 まあ、あまり細かい所に触れない方が良いですかね。続編楽しみです(更に期待をかけていくスタイル)。

日替わり

 なんか結構あったらしい? 私の回は柏餅でした。

まんば「葉っぱに俺の名前が書いてあっただろう!」

まんば「三日月はどう思う?」
三日月「ああ、また棚に入れておいたぞ。(中略)柏餅の事ではないのか? この時期に手に入れるのは骨が折れたぞ」
まんば「それはすまなかった。ってそうじゃない!」

 みたいな感じだったと思う。

その他細かい事

 思い出したらまた書きます。

作品情報・資料集

 シリーズ全体の情報や他の公演の資料は以下の記事へ。

公演情報

映像

円盤

DVD
Blu-ray
舞台『刀剣乱舞』 悲伝 結いの目の不如帰 (初回生産限定版 ブルーレイディスク)
舞台『刀剣乱舞』 悲伝 結いの目の不如帰 (初回生産限定版 ブルーレイディスク)
密着ドキュメンタリー 舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 ディレクターズカット篇 (ブルーレイディスク)
密着ドキュメンタリー 舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 ディレクターズカット篇 (ブルーレイディスク)

配信

動画

【PV】舞台『刀剣乱舞』新作上演決定
【公演CM】舞台『刀剣乱舞』2018年最新作
【ダイジェスト映像】舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰
密着ドキュメンタリー 舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 ディレクターズカット 篇 CM

音楽

舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 オリジナル・サウンドトラック
舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 オリジナル・サウンドトラック

書籍他

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