舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち 観劇レポート

 11月27日マチネを観てきました。
 ネタバレもありますが殆どのブラウザでワンクッション置かれるようになっている筈です。

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(元々刀ステは過去作は配信されず、最新作のみ円盤が出るまでの期間限定配信だったため、突然配信停止になるかも…)

 現在は慈伝の配信は行われていません。

観劇の感想

 一言で言うと(上から目線で恐縮ですが)出来が良い作品でした。

会場・座席位置

 今回は現場にポスターがあったのに、撮影後うまく保存できなかったようで、帰ってきてスマホ内を探しても見当たらず…。
 また良いカメラでパンフレットの表紙を撮るという謎な事をしてしまった。今回パンフレットも出来が良い

 東京ドームシティホール、S席なのに第2バルコニー(3階席)か…と落ち込んでいたのですが、真ん中付近で全体が見やすく、そんなに悪くありませんでした。
 もちろん表情はオペラグラス必須でしたけど、こちらもちょっと良いやつに買い替えていたのでそれなりに見えました。

 後楽園付近は時間を潰せるお店も多いので楽で良いですね。
 もっとも今回はパンフもフリー入場時間にサクッと買えました。

ストーリー・演出

 ネタバレダメ、ゼッタイ。

 ログボは鶴丸。ジョ伝ぶりに私好みの作風が来たなーと思いました。
 チケット倍額でも良いです。

 私はある人の作品を追い続けて、作風が徐々に移ろうのを見てその人の人生を感じるのが好きなんですけど、今回はそれが良く感じられる演出でした。
 TRUMPシリーズの『COCOON』月の翳りは観たのですが、雰囲気がこれと近く感じられて、今はこういう作品を作るフェーズなんだなあ、と勝手に思っている次第。

 ストーリー、ネタバレ無しで色々書くの難しいのですが、とりあえず陸奥守クラスタは覚悟してくださいという感じ…。

ネタバレとか解釈とか
  • むっちゃん……もとい「むっさん」の「会いとうなかったなあ」から「わしは刀じゃ」までの切なさよ…
  • むっちゃんのあの性格だから、勿論龍馬だってそうするよね…わかる…わかる……切ない。
  • 序盤、いきなりの入電に温度差で風邪ひきそう(でも多分俺だけ)
  • 「今夜も」って何…? >>突然の鶴堀<<
  • 「ちょっと刀剣男士ぃ~」
  • 権限は技術だったのか…
  • 山姥切が居たような気がするのですが気のせいですかね(席が遠かったので良く見えず)。あ、勿論例の部隊のは除いて…
    最後の遡行軍の傘を手で引いて歩く姿、まるでまんば…
  • サブリミナル三日月。あと三日月の奥に星空が見える訳ないんだなんとかしてくれプロジェクションマッピング~~~(黙っていられない専門家)
  • 時間軸の話や鉄砲などの要素も綺麗にまとまっていました
  • 早着替え&メイクどうやってやってるの
  • 過去作の衣装を無駄にしない演出。ああいうのってどこに保管してるんだろう
  • 鉄砲多分弾切れにならない数しか撃ってなくて感動した

 また、ライトの演出がカラフルでした。

 音楽に合わせてストーリーを進める演出は慈伝から入っていますが、今回はよりミュージカルっぽくなっていました。
 曲調もOP/ED共に今までにない感じで(音楽だけに限りませんが)、パンフレットの末満さんの言葉通りの作品だと思います。
 演出の都合で生歌ではなくなったっぽいですが、致し方なし。

 …と思ったら今回音楽スタッフいつもと違うんですね。納得。

 あとは舞台装置が凝っていて、しかもいくつもあるのを人力でぐるぐる回していて凄かったです。
 装置の動きが良く見えたので、この点はバルコニー席で良かったと思います。

日替わりなど
  • 鶴丸「オイ! オレタチヲ、ワナノザイリョウニシロ! サモナイト、オマエノメガネヲ、クロクヌリツブスゾ!」
  • 人数を数える龍馬「その辺の……6人くらい? が怖がってるやろ!」
  • 逃げる龍馬「ちょっと貸して~(お客さんのコート)」「あーやめてやめて(コートを盾にしてる)」「ありがとう! ありがとう!(返却)」

キャラクター・配役

 新メンバーが増えると毎回クオリティが不安なのですが、概ね良かったと思います。
 一部キャラの口調や台詞のタイミングがゲームと乖離していたのがやや残念。
 私が観た回はミスも多かったけど、まあ及第点。

陸奥守吉行(蒼木陣さん)

 慈伝の時から「御本人だ…」というくらいしっくり来ている方で、アクションも健在。
 良い意味で何も言う事が無い…。言うと何もかもがネタバレ…。

 最後2回目のアンコールの時、単独で2回お礼してくださいました。

坂本龍馬(岡田達也さん)

 オッ、キャラが濃いなお笑い枠1人目。

肥前忠広(櫻井圭登さん)

 安定した演技で良かったです。

岡田以蔵(一色洋平さん)

 せっかく櫻井さんが良い演技してるのに全部この人の演技でぶっ飛んでしまうwww
 和やかなシーンもシリアスなシーンも全力でした。

南海太郎朝尊(三好大貴さん)

 石舟のイメージが強い三好さんでしたが、先生もはまり役でした。

鶴丸国永(染谷俊之さん)

 オッ、キャラが濃いなお笑い枠2人目。

 染谷さんの鶴丸は虚伝以来ですが、私は彼の「染谷さんの様な鶴丸の様な何か」が好きなので久し振りに観れて良かったです。
(ちなみに「染谷さんの様なダリ・デリコの様な何か」も好きです。)

 小烏丸もですが、既存キャストは安心して観れて良いですね。

新選組の二人

 自分が新選組詳しくないせいなのか特筆するような事が無い…。
 今回の話はむっちゃんと兼さんでギスギスも(そんなに)してないし、新選組の話も「まあ話しやすいけど幕末仲間の必要あったか?」という感じなので、上から指定されたキャラだったのかな…という勝手な憶測。
 まあそんな事言ったら鳥太刀もその必要は無いですが。

 堀川君の「えぇ…」はかなり堀川君でした。

その他歴史人物キャストの皆様・アンサンブルの皆様

 アクションお疲れ様でした。いつもと同じかそれ以上の量と派手さでしたね…。
 最後まで怪我無く完遂出来ますよう…。

次回作について

 公式発表はまだありませんが、あると思います(確信)。
 楽しみですね!

個人的な解釈

 いつもそうですが、「人間」の物語である事を感じさせてくれる話でした。

詳細

 今回かなり風刺が効いていたような気がする。
 「平等」「日本人」「(未来の日本は)ええ国じゃ」と言いながら、最後に「歴史を守らない刀は…(刀ではない)」と思想による差別や迫害を仄めかすダブルスタンダード。
 まさに現代日本の政治や民衆を反映している様な。

 風刺のつもりは無くても、「矛盾」をテーマにはしている気がします。
 悲伝の最後に三日月も「矛盾している」と笑っていた。

 そもそも失われた三日月を取り戻そうとする事自体、見方によっては歴史改変というか、歴史改変をしたい気持ちと根っこは同じだと思う。
 その事に気付いているのかいないのか、刀剣男士達はどうなるんでしょうね。
 気付いてしまったが故に山姥切国広がああなってしまったのだったら…。

 主が陸奥守に求めていたのは、本当に「強さ」なのか? 「刀剣男士」の自覚では?

作品情報・資料集

 シリーズ全体の情報や他の公演の資料はこちらの記事へ。

公演情報

映像

配信

円盤

DVD
Blu-ray

動画

【公演PV】舞台『刀剣乱舞』2019年新作公演
【公演PV】舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち
【公演ダイジェスト】舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち
舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たちBlu-ray/DVD CM<刀ステ>

音楽

書籍

 パンフレット、今回は観ないから良いや、と思わないで、刀ステ好きは全員買う事をお勧めします。


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