舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣- 観劇レポート

自分が現場で刀ステを観るのも9作目か…。

という事で観てきました。
ログボは三日月でした。

今回は結構辛辣な事を書くのと、ネタバレ配慮はあんまり無いので、これから観る人・観て良かったなと思った人は今すぐブラウザバック

総評

  • 盛大で壮大な無難な話
  • 悲伝を観た時と似た様ながっかり感
  • 天伝観ないで観てたら良かったのかもしれない

私自身、最近は刀剣乱舞から離れてしまっていて、大千鳥や泛塵を持っていないので、あてずっぽうな事を言っていたら読み飛ばしてください。

金のかかった毒にも薬にもならぬ劇

今回観て、最初に出てきた感想が「薄いなあ…」というものでした。

勿論クオリティは良かったです。
セットは流石に使い回しも多かったですが、真田十勇士のキャラメイクや衣装、キャストの人数、豪華なプロジェクションマッピングと、お金と時間をかけて作られた事は今回も良く伝わってきました。

特にプロジェクションマッピングとタイミングずれずに長時間行われる殺陣は見事でした。
個人的にはプロジェクションマッピングの多用はあまり好きじゃないので、次作は普通の会場でもう少し控えめにやってほしいと思いますが。

でも、肝心の話がなあ…。
天伝の方で鯰尾の扱いについて不満があった事、それが解消されなかった事を除いても、薄い…。

具体的に言うと、ドキドキワクワクしたり、泣けたりしたシーンが殆どなかったんですよね。
勿論オープニングとかはこれからどんな話が始まるのかワクワクしますし、殺陣も迫力があってテンションが上がったのですが、その程度…。

流石に最後の方の高台院と秀頼のシーンは周り皆泣いてたし、泣けなかった自分の方に問題があるとは思いますが(親子愛に疎い)、鯰尾推しとしてはあそこは「結局一言も触れへんのかい!」というがっかり感が強くてそれどころではありませんでした。

それを抜きにしても、前回のレポートでも書いたのですが、刀剣男士同士の感情のぶつかり合いも無いし、人間への思いが強すぎてどうこうなっちゃう展開も無いし、良くも悪くも刀剣男士が落ち着いてましたね。
そうするともう、高台院の謎が語られてからは消化試合をやっているようなもので、「そりゃそうなるわな」という展開を熟しているだけの様に見えてしまいました。
「あ、黒田の謎は持ち越しか」というのも途中で解ってしまいますし。

唯一、泛塵君が大千鳥に対して抱いて行っていた事だけは良いなと思ったのですが、結局それを行う事でどうなるのか、行った事でどうなったのかまでは語られず、消化不良…。
まあ、刀ステの中では比較的わかりやすい話ではあったと思うのですが…。

前後編の後編らしくして

悲伝の時は「集大成」って言っておきながら壮大な謎を残して終わったのが個人的に良くなかったんですよ。
今回も同じで、前後編なんだから前編で蒔いた種は後編で収穫しきってほしかったなあ…。

まあ続編はあること確定ですし、まんばちゃんの件は気になるのでなんだかんだシリーズ終わるまで観続けるとは思います。

資金援助のつもりで円盤も予約していますが、正直今作見返すか? と言われると微妙…きたむーのお顔を見るために見るかもしれない…。

そう言えば観てて「維伝観たくなってきたな…」って思うタイミングがありましたね。
刀ステ、ジョ伝とか維伝みたいな神回がいつ来るかわからないから結局毎回観るしかない…。

個人的な思い

ゲームも滅多にログインしないし、箱推しできなくなった(していない訳ではないが…)時点で自分は刀ステを楽しめる人間の枠から出てしまった自覚はあるんですけど、虚伝やジョ伝や維伝は今でもまた観たいと思う作品だし、シリーズ物だからある程度回ごとに当たり外れはあると思うと本当にもう楽しめないとは結論づけられない…。
もしかしたら舞台観て熱が再燃するかもしれないし…。

ステアラは座席位置で本当にユーザー体験評価が変わる

今回は前回よりも中央寄り(前後も左右も)で観劇しました。
臨場感は得られませんが、ちょっと前の人の頭で見にくい以外はステージ全体が見やすい位置で良かったです。

が、今回の問題は音響。
とにかく爆音。前回はそうでもなかったのですが、頭に響くレベル。
多分中央寄りになった事で右側のスピーカーの音も結構響くし、中央付近を狙ってスピーカー配置されてるとかなんですかねえ…。
場合によっては耳栓持って行った方が良いと思います。

役者さんも叫ぶ様な演技が多くて、喉潰さないか心配です。
あと音が大きすぎて聞き取れない台詞が多かったのも残念。

演出について

急にミュージカルみたいな殺陣始めたのはびっくりしましたが、今回は変わった武器が多かったし、人数も多かったのでリズムに合わせて動く方が安全なのかも。

他の事は既に上のセクションで書いてしまった。

三日月だけ脱がなかったのは事務所NGとか、構造上無理とかなんですかね?
パパ上もそうだったので別に良いんですけど、ちょっと見てみたかったな。

あと説明に使われてるイラストが可愛かったです。
どうしてああいう絵になったんだろう。

キャラクターについて

鶴丸国永

染谷さんの鶴丸を見に行ったと言っても過言じゃないくらい染鶴好きなんですよ。

阿吽の真似する鶴丸良かった。数少ない笑い所。
やっぱり染谷さんは雰囲気を作るのが上手いですね。
シリアスなシーンはバッチリ重みある感じで決めてくるし。

薬研藤四郎

北村さんの出ている舞台って刀ステしか見た事無かったんですが、アニメを観てハマった『憂国のモリアーティ』の舞台にも出てらして、円盤を入手して観たんですよ。
薬研もはまり役というか、違和感無く観れるなあと思っていたのですが、モリステのシャーロックも凄く再現度が高かったです。

それで見直したと言ったらちょっと違うんですが、今回重点的に追って観ていました。
やっぱり演技の上手い俳優さんは安心して観てられるので…。

歌う気満々の三日月と薬研、風呂に入る気満々の薬研、そっと長谷部のフォローする薬研…。

今回も完璧な薬研だったのですが、今回の薬研は完全に長谷部のストッパー役でしたね。
刀ステの長谷部はすぐに誰とでもコンビを組む男(語弊がある)。

数珠丸も骨喰と似た様なポジションでした。
数珠丸はどういう刃選なんだろうなあ…。

真田十勇士

十人分のキャラデザ、しかも一人も武器や服装が被らないの、すごく凝ってました…。
(髪の毛長い二人は最後までややキャラ被り気味だったが…)

色々な武器があったので殺陣(特に前半)の見応えがありました。

その他

  • ここにきてまさかの管狐こんのすけ登場
  • 三津谷さんの骨喰の身のこなし、相変わらず美しい

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