Cosmos
季節と共に時間は廻り 追い付かなくて目が廻る
噎せ返るような速さに 付いて行けなくなって地に堕ちる
まるでカレイドスコープの中に居るみたい
そう 廻り廻って還って来ないものなんてない
紅い薔薇の棘がこの指の先突き刺して
滲むあの想い出と共に…流れ落ち消えゆく
碧い空の彼方その向こう側通り越して
僕等ただ歩いて行くしかない
もう二度と還らない時もあると 君が言っていた
そんなことない ただ僕達が時の速さに追い付けない>だけだよ
ホロスコープの中の星だって ほら
三百年を掛けてでもまた還って来る
紅い薔薇の棘がこの指の先突き刺して
滲むこの僕たちの血が…白い花染めてく
黒い雲の上に碧い宇宙は必ずある
ほら同胞たちが還って来た
碧い空と同じ君の目に
何か潜んでいる気がして逃げた
薔薇はいつも僕の心守って
永遠にずっとそこにある
白い雲は黒く染まりいつか
この大地に恵み齎す
陽が差しそして花開く
季節は廻ってゆく
森の緑の中 置き忘れてた心見つけ
帰ろう あの想い出の場所へ
碧い空の彼方 白い鳥達飛んで行って
僕等ただ歩いて行くしかない