フールズ・イン・エイプリル
その淵に立って>振り返って見せて
淀んだ水に映る細い躰
寂しがらないで>ちゃんと笑って
それが貴方の為と嘘を吐いた
咲きかけた花は何にも知らないね
歩調を合わす事ももう無いんだね
他の皆はきっと「馬鹿だ」と言う
きっと貴方も私も…
あともう少しだけ早く
ただ僅かでも遅く
長細い紐の両端結んで
またもう一度逢いたいよ
来年も生きていて
そうでなければ連れて行って
その深みへ
例え気付いても>覗き込んじゃ駄目
響んだ胸の奥は暴かないで
この距離保って>ちゃんと歩いて
それが私の夢とまた重ねた
あともう少しだけ強く
ただ僅かでも長く
変わらない指の温度確かめて
嗚呼このまま伝えたかった
来年も此処に居る
終わりを怖れた訳じゃない
あともう少しだけ早く
ただ僅かでも遅く
長細い紐の両端結んで
またもう一度逢いたいよ
その時に伝えるよ
そうでなければ連れて行って
その深みへ