Cosmos and Chaos
Jacket

螺旋階段上った先に佇む少年の影
私が愛した人は今でも微笑んでるの?

出逢った時には既に君には愛する人が
私も違う誰かにこの腕を預けていた

扉を開いた時にかちあう視線で
二人は確かに何か通じるものを感じました

遅い遅いもう遅いの
取り返せやしないの
何にももう要らない 言い訳聞きたくない

早い早い早すぎたの
手に入る訳無いの
だから嘘で固めて好きじゃない振りをした

月日を重ねた先に近付く二人の想い
それでも重ねられない口唇[くちびる]憎んでいたよ

心を開いた時に弾ける欲望
二人は似ていた まるで磁石の同じ極の様に

遅い遅い遅かったの
奪い取れやしないの
何にももう言わない 言い訳言いたくない

だからもうそっとしてよ
顔ももう見たくないよ
傷付くのを怖れて君の喉掻き切った

螺旋階段上った先に少年の影
血を流しながらも君は微笑んでいた

そんな君を私は眩しさに耐え切れず
殺してしまう事を知りながら切り続け

遅い遅いもう遅いの
取り返せやしないの
何にももう要らない そう言うしかないじゃない

強い強い強すぎたの
抑えられなかったの
だから嘘で固めて好きじゃない振りをする