水
- G
- 221字
君は僕が恥ずかしくなるくらい純粋で、皆に愛されているよね。
それこそ、君が居なくちゃ生きていけない位。
でも君は自由。
するりと僕の手から逃げてしまう。
ずっと留めておきたいのに。
世の中は君を中心にして成り立っていると言っても過言じゃないと僕は思う。
君は母、そして時に凶器ともなる。
好きだよ。
夏、特に君は輝いて見える。
どうしても手に入れたい。
世界中の人々が思ってる。
君が居ないと死んじゃう人も居る。
生命の源。
ああ、君は誰。
- #短編