本編あとがき

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  • 2265字

 第4版→第5版への書き直しが終わりました。もっとかかるかと思っていたのですが、徹底的に不必要な部分を削ったので、意外と早く書けました。

書きたかった事

 この小説の第1版はとあるゲームの二次創作だったんですが、今じゃすっかり原形を留めていません。元々、ちゃんとしたストーリーやキャラクター設定が無いシミュレーションゲームで、単に雇える戦闘キャラのイラストから性格を妄想して書いていただけだからですが。
 フェリックスとブルーナがアルビノという設定くらいですかね、まともに残ってるの。第3版くらいまでは、フェリックスは非モテ系男子という設定だったのに、いつの間にかモテモテ系になってるしw

 最初は完全にお遊びで書いてたんですが、その頃からフェリックスとアレックスの対立という構図はありました。あと、フェリックスとアンジェリークの関係ですね。
 第4版ではフェリックスとアンジェリークを上手く書けなかったので、今回はそこそこオリジナルの構想の時に考えていた事を含められて良かったです。でも、非モテ男子とアンジェリークの話はまた新たに書こうと思っていますので楽しみにしていてくれる人が居たらいいなあ(いつになるかわからないけど)。

タイトルの意味

 『[あか][くろ]』というタイトルは勿論スタンダールの『赤と黒』から取っているんですが、書き始めた当初は読んだ事がありませんでした(爆 第4版はどちらかというと『オペラ座の怪人』や『Freaks』に影響されています。そして今回はこの前見に行った『レ・ミゼラブル』に影響された感が凄い。最後の方。
 まあでも最後の最後で『赤と黒』ネタも使えたので満足しています。自己満です。

多少のネタバレ注意

 あとはやはり赤い目のフェリックスと黒い目のアレックスの対立を意味しています。英題(Roy and Nigel)だったらそのままなんですけど。第4版ではついでに黒い目のヴィクトーVS赤い目のエドガー、赤い目のフェリックスVS黒い目のヴィクトーの関係を書こうとして無理だった感が凄いので、もう今回はそこら辺は削ぎ落としました。

個人的に気に入ってるキャラクターについて色々書いてみる

ヴィクトー

多少のネタバレ注意

 第1版ではアンジェリークの仲間という設定、途中で悪役に変わったキャラ。当時は表記がビクトールでしたね。第3版ではアレックスと超仲が悪い設定でした。
 第4版で流れの都合上アレックスと仲良くなって、以来凄く良い人に。別にイケメンキャラのつもりで書いてはいませんが、作者は彼の事が凄く好きです。エリオットとの関係性も『少年の家』で凄く書きたかったのですが完結させる事が出来ず、今回少しだけですが本編に組み込む事で書く事が出来たので良かったです。第4版の後日談で書いてた内容が入って来ないのでちょっとだけ後日談書くかも。

ピエールマリー

 第4版からのキャラ。最初「マリーピエール」って名前だったけど女の子の名前だと判明して急遽変更、慣れたらどうって事無いですが慣れるまで凄く違和感だった思い出。
 第4版では出番が少なかったので今回台詞増やしてみました。

ボイス

 このキャラも大分昔からいるような。彼は全体的に重い内容の話のシーンを明るくしてくれる重要な役割を担っていました。感謝感謝。

レイモンド

 最初は名前も無かったキャラ。途中でシリアス設定を入れてしまった為、笑っていても笑っていない様なキャラに…。まあ彼の話は『君に幸あらん事を』で。

オズワルド/レベッカ

 いつから居るのかわからないけど重要なキャラ。第4版を書く時に、ハーキュリーズとレベッカの名字を取り違えてしまって公開してから暫くorz←作者はこんな感じでした。第4版で取り違えたという事は少なくとも第3版から居るのか。
 オズワルドの話はそれだけでSF小説に出来そうです。ついに番外編でちょっとだけ書いちゃった。

個人的に描きにくかったキャラクターについて文句を言ってみる

フェリックス

 エエエエエエ(´д`)主人公だけどエエエエエエ
 いやほんとに。モテ系になってからほんとに。彼にはダメ男でいてほしかった。

ティム

 第1版では(別名で)居たけど第3版で消えて第4版で復活したキャラ。つまりキャラ設定が不十分で描写に困った。

アンジェリーク

 第1版からずっと居るのにキャラが途中でブレて大変だった人。もっと底なしに明るいキャラだったんですが、格闘家設定入れてから影が出るようになっちゃって。

すごくネタバレ注意

 第2版くらいまでは、フェリックスはアンジェリークとくっつく予定でした。でもそれはフェリックスが非モテ凡人キャラだったから出来た流れで、こうも王子様っぽくなってしまうと「これはちょっといかんなあ…」となってしまった次第。

エド

 第3版くらいから居るキャラ。当初は今の設定より2歳程年上でした。第3版は第4版と場面の流れは一緒なのですがそこに至るまでの経緯が違うので、エドの設定は第4版になる時にかなり変わってしまったんですよね。ティムと同様設定不足で書きにくかったです。

その他裏設定

 第56章でヴィクトーが持っている銃のモデルはコルトM1917、レベッカがフェリックスに渡した護身用の銃はデリンジャーがモデルです。

感謝

 長い話でしたが、ここまで(あとがきまで)読んでくださってありがとうございました。
 娯楽小説というよりは、人間関係を描き様々な問題を問いかける作品ですが、楽しんでいただけたなら幸いです。
 ぼちぼち『君に幸あらん事を』や番外編の方は充実させていく予定です。此方は本編と違いキャラクターの良さを出そうと思いますので、また読んでいただけると嬉しい限りです。

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