Cosmos and Chaos
Eyecatch

紅と玄

本編完結済み、後日談&番外編連載中

目次

更新:番外編『ゾンサバログ』

作品について

あらすじと登場人物紹介
  • 797字
本編のあらすじと登場人物紹介。
本編あとがき
  • 2265字
ネタバレにご注意願います。
作品の時系列について
  • 505字
時系列順タイトル一覧。番外編等の作品の説明も此方にあります。

本編[完結済み]

第1章:ブルーナ・ブックス
  • G
  • 3873字
「フェリックス・テイラー」 声に出してみたがやっぱり知らない名前だった。
第2章:まだ陽は高い
  • G
  • 1686字
(復讐だ。俺は世界を変えてやる)
第3章:後ろの席のあいつ
  • G
  • 5472字
(この私を抜いて首席ですって!?)
第4章:異邦人
  • G
  • 4610字
(ラブレターか…例えとしては良いな)
第5章:ゴースト・ティム
  • G
  • 5821字
それはブルーナと同じ年頃の少年だった。
第6章:初恋と計画
  • G
  • 5021字
「あんたにしちゃ思慮深い見解じゃないか」
第7章:美しき者への依怙贔屓
  • G
  • 2624字
「テイラー君の隣テイラー君の隣テイラー君の…」
第8章:嫉妬
  • G
  • 5595字
(何もかも兄貴にくれてやるもんか)
第9章:ゴーストの正体
  • G
  • 5047字
此処ではない何処かへ、友人や兄弟や、恋人も居る理想郷へ。
第10章:兄と弟
  • G
  • 3586字
アレックスにとって、この言葉が嘘であろうが真実であろうが、どうでも良かった。
第11章:親愛なる王子へ
  • G
  • 3126字
しかし、更にティムをドキッとさせたのは、その直後に聞こえた、聞き覚えのある声だった。
第12章:新たな疑惑
  • G
  • 3758字
信じたくなかったが、そう考えると全ての辻褄が合う事にアレックスは気が付いた。
第13章:居場所
  • G
  • 3957字
ティムは生まれて初めて「ずるい」と言われ、複雑な気持ちでベッドに潜った。
第14章:ラザフォード
  • G
  • 4444字
「お城に居るよりずっとエキサイティングな人生だわ!」
第15章:一月十九日
  • G
  • 5057字
「そろそろこの手にも飽きてきたから、今年はもっと凄いのを準備してるぜ」
第16章:盗賊の歌
  • G
  • 3707字
「ラザフォードが復讐に来る!」
第17章:ポイゾナフラー
  • G
  • 1743字
思わずその名を口にしたが、声が掠れて自分でも殆ど聞こえなかった。
第18章:催眠術
  • G
  • 3497字
「裏切り者を、地獄へ落とせ」
第19章:悪夢
  • G
  • 3445字
エリオットは自分の頬を叩き、気合を入れた。誰かに助けを求めても無駄だと解っていた。
第20章:破綻
  • G
  • 5183字
「なら尚更」 フェリックスは口の中が乾いていたが、無理矢理唾で湿らせて反論した。「この国を変える必要があるんじゃないか?」
第21章:独りの夏休み
  • G
  • 4187字
季節外れの蝶が、居る筈の無い仲間を探す様に、高い所をフラフラと飛んでいた。
第22章:アルビノと仮面
  • G
  • 4727字
だが知らなかったが為に忌み嫌われる理由が解らず、ただひたすら愛されようともがく羽目になった。
第23章:研究者と毒薬
  • G
  • 2134字
フェリックスは後ろめたさを感じながらも、自分が考案した薬を作る決心をした。
第24章:王子と毒薬
  • G
  • 2309字
(一か八かなんだよなあ…)
第25章:最後の手段
  • G
  • 4275字
「おそらくこの四人で集まるのはこれが最後だ」
第26章:真犯人は誰だ
  • G
  • 4563字
「じゃあどうして逮捕されたんですか? 納得いきません! 私、明日お城に抗議しに行きます!」
第27章:冤罪
  • G
  • 2368字
暫く三人はニュースに聞き入っていたが、まず最初に腰を抜かしたのはブルーナだった。
第28章:二人の罪人
  • G
  • 2649字
「天国へのお迎えかな?」「地獄への迎えだろ。死刑囚が天国なんかに行けるか」
第29章:逃亡
  • G
  • 2992字
「へえぇぇぇ」 横で見ていたジェンキンスが面白そうに呟いた。「良い事聞いちまったなぁ」
第30章:国の外
  • G
  • 2613字
(どいつもこいつも、一体何が目的なんだよ)
第31章:盗賊
  • G
  • 3729字
殺さなければ殺される。それが国の外にある唯一のルールだった。
第32章:蝙蝠人間
  • G
  • 4364字
オズワルドは同時に、腰に差しているピストルに手を伸ばしていたが、フェリックスはそれには気付かなかった。
第33章:生き別れの兄弟
  • G
  • 4739字
「頼む」 この手ではあの子を…エドガーを守ってやれない。
第34章:王子の企み
  • G
  • 3718字
「…だったら私がした事も…これからする事も…許されない過ちであろうな」
第35章:王の企み
  • G
  • 3781字
(こんな事が出来るのは、私が知る限り一人だけだ…)
第36章:管理官の企み
  • G
  • 5480字
「…君はこうしないと人の言う事を聞かないのかな?」 仕方無しに、国王はヴィクトーが落としたピストルを拾って彼に付き付けた。
第37章:ビックリ人間ショー
  • G
  • 2939字
「驚いたかい? まあ、私達と初めて会った人は、大体そんな顔をするよ」
第38章:殺意
  • G
  • 5238字
「…俺が冬に言った事、覚えてるな…?」
第39章:それでも貴方を
  • G
  • 2268字
「ヴィクトー君が気にしてたから、私と結婚するの? それとも、それとは関係無く、今でも結婚したいの?」
第40章:エキセントリック・ガールズ
  • G
  • 3602字
「おわっ!?」 突然斧を投げ付けられたと思ったフェリックスは叫びながら避ける。
第41章:天使の経歴
  • G
  • 3070字
《もう死んでるのかもしれないわね。人間って簡単に死ぬんだもの、私なんかでも殺せるくらい》
第42章:吟遊詩人
  • G
  • 3134字
「そうならない事を願うよ。祈りでは運命は変えられないけれど」
第43章:もしもの話
  • G
  • 3922字
「…気付いたか、俺がラザフォードだって」
第44章:再会
  • G
  • 2902字
「マーカス…?」「おう」「本当にマーカスなのか?」
第45章:深追いしてはいけない
  • G
  • 2912字
フェリックスには、秋の陽光に明るく照らされた街路の先が、真っ暗な闇に繋がっている様に見えた。
第46章:悲恋物語
  • G
  • 4521字
「君が気にしているのは歳の差か身長差か?」「どっちもだ!」
第47章:追う者達
  • G
  • 2783字
そしてアレックスの頭に拳銃の銃口の狙いを固定する。「マーカスを離せ」
第48章:大切な人
  • G
  • 4579字
「じゃあ先輩が撃てるじゃない」 ヴィクトーは唇を噛んだ。「まあ…ね…。ちょっと察して欲しいかな」
第49章:逃れられない罠
  • G
  • 3367字
「何でこんな事に…」
第50章:脱線
  • G
  • 4226字
彼女に触れようとでも思ったのだろうか。
第51章:青馬の紋章
  • G
  • 4452字
「六年前に貴方方があの場を離れてから今までに起こった事、これから起ころうとしている事をお伝えせねばなりません」
第52章:弟の見解
  • G
  • 3833字
あの盗賊グループの中で疎まれていたのは自分と母だが、少なくとも家族の中で浮いていたのは兄だった。
第53章:カルチャー・ショック
  • G
  • 2708字
「だから思い出した時にやってしまうのが一番なのよ言わんこっちゃない」
第54章:Disguise
  • G
  • 3924字
「…なんじゃそりゃ?」 マーカスが手にしていたのは、あちらこちらにレースとフリルとリボンが付いた、女性用の外出着だった。
第55章:夜の劇場
  • G
  • 2956字
(俺があの悪魔の息子だ)
第56章:銃声
  • G
  • 3723字
《また人を殺すかもしれないって、自分が罪を負うのが怖いんだ! 俺は行く! 劇団員はまず第一に客の事を考えるべきだ!》
第57章:勝利者[ヴィクトー]
  • G
  • 4322字
フェリックスはアレックスの言い分等聞かず、引き金に指をかけた。
第58章:子供の世界
  • G
  • 4747字
(ガキのままごとだ…こんなの…)
第59章:馬鹿言わないで
  • G
  • 2678字
怒鳴ったのは意外にもフェリックスだった。
第60章:君の事を愛している
  • G
  • 3921字
(俺も認めないとな)
第61章:アンジェリークが語るには
  • G
  • 3329字
《忘れたいんだ》
第62章:流刑の一族
  • G
  • 4555字
「…早くウィリアムズに帰りたい」
第63章:思い付きとエゴ
  • G
  • 4284字
「今から思えばそれが嘘だったのかもしれない」
第64章:赤と黒
  • G
  • 4634字
「本当に行くつもりかいブルーナちゃん」
第65章:仇討ち
  • G
  • 3351字
彼には仇を討つ権利がある。
第66章:紅と玄
  • G
  • 5280字
「嫌わないで」

蒼と皓

第1章:新生活
  • G
  • 2487字
自分もいずれこいつらと同化するのか?
第2章:奇怪な見た目の彼
  • G
  • 1407字
「あの人怖い」
第3章:綻び
  • G
  • 2365字
(…多分あいつだ)
第4章:禁忌
  • G
  • 3244字
「つっ付き合って下さい!」
第5章:納得いかない
  • G
  • 3953字
「頭下げたらどうにかなるのかよ」
第6章:兄弟
  • G
  • 1238字
「『白い悪魔』の弟が来たぞ!」

十二年後

PG12
第1章:招待状
  • PG12
  • 1942字
「変わらないわね、この強引さ」
第2章:見たくない過去
  • PG12
  • 2917字
(さてあの痴女を何処で寝かせるか…) ヴィクトーは彼女の貞操より、自分の貞操を心配していた。
第3章:交渉
  • PG12
  • 5293字
「…相手がなー…って言わせんなよ!」
第4章:開かれる門
  • PG12
  • 4256字
「やっと行く気になったんだな」
第5章:全てあの頃のまま
  • PG12
  • 2929字
「あの人は昔からちょっと変だけど、最近益々様子がおかしいのよ。呼んで来るわ」
第6章:もう何も隠さなくて良い
  • PG12
  • 2712字
「妹さんの前だわ。この子、計画の事、知らないんでしょう? どこまで知ってるの?」
第7章:一人の男と一人の少女
  • PG12
  • 2844字
着飾ったルークリシャはさも嬉しそうに「キャッ」と目を覆う振りをしながら抱き着いてきた。
第8章:宴を抜け出して
  • PG12
  • 3234字
「奥さんは他の男と楽しそうに踊ってるし、俺はもう良いよ」
第9章:黄金比の書物
  • PG12
  • 2627字
『違う。私は皆が「黄金比の書物」と呼ぶ物だ』
第10章:私が貴方を許す
  • PG12
  • 5363字
「必要があればこれから先もこの手を汚すかもしれない。それでも俺を選ぶか?」
第11章:流離
  • PG12
  • 4365字
「まあ世の中には俺達が知らない事が沢山あるってか」
第12章:罠
  • PG12
  • 3816字
「…弱気にならないでよ。体に穴が空いても不死身だった兄さんだろ?」
第13章:浮上する記憶
  • PG12
  • 4472字
「俺は何も憶えてない。何も知らない。だから…」
第14章:決断
  • PG12
  • 3805字
気が付いたらそれに手を伸ばし、撃鉄が上がったままだという事を確認して引き金に指をかけていた。
第15章:最初で最後の
  • PG12
  • 3549字
「それに、俺やあいつが生きてるのは、そういう世界だよ」
第16章:失うもの
  • PG12
  • 4926字
「何か言いたそうね。お姉さんに話してみる?」
第17章:終わり、そして始まり
  • PG12
  • 3975字
(なら、その少ない事を残さず全部やってみるだけだ)
第18章:さよなら
  • PG12
  • 4679字
「お前のしようとしてる事は、それこそその誓いを破る事じゃないか!」
第19章:トレンズ
  • PG12
  • 3846字
「なんとも、流刑の一族の末裔にはお誂え向きの場所じゃねえか」
第20章:忘れ難き君の名を
  • PG12
  • 4216字
「…いや、多分他人の空似だと思う」
第21章:一縷の望み
  • PG12
  • 3379字
共に行く筈だった兄の姿は無いけれども。

君に幸あらん事を

R15+
第1章:一目見た時から
  • R15+
  • 4550字
店の前で振り返り、立派な看板を見上げる。「テイラー洋装店…」
第2章:闇を背負う少年
  • R15+
  • 2961字
サンドラはカチャリと音がしたので、恐る恐るドアノブに手をかけた。回る。
第3章:過ち
  • R15+
  • 3858字
理由無き殺意は存在する。
第4章:どうして
  • R15+
  • 3314字
数回切り付けた所で彼は包丁を流しに落とすと、床に膝を付いて泣き始めた。
第5章:変化か妥協か
  • R15+
  • 2159字
そんなに強く生きられるのなら、サンドラを求めたりしなかった。
第6章:天罰と迷信
  • R15+
  • 2264字
「ふん、お前がサンドラにした事に対する天罰だと思え小僧」
第7章:時既に遅し
  • R15+
  • 2277字
ひざまずき、頭が床に着く程低くお辞儀をした。「ありがとうございます…」
第8章:使命
  • R15+
  • 3625字
だが二人共何も言わない。言えば今のこの幸せな生活を失いかねないから。

[完結済み]

第1章:北の森区、ヴィクトーの自宅。
  • G
  • 1960字
「娘が生まれました!」
第2章:北区、アレックスの実家。からの南区、フェリックスの自宅。
  • G
  • 1050字
「あんたが俺に同伴を求めるとか気色悪い」
第3章:港区、アレックスの祖父の家。
  • G
  • 1899字
母なる海とは言うが、母を知らない彼にはどういう事か良く解らなかった。
第4章:防波堤のある浜辺
  • G
  • 1484字
ルークリシャが居ない。
第5章:穏やかな海が見える場所
  • G
  • 1154字
煌めく陽射しの下、海はすっかり凪いでいた。

闘神

R15+
第1章:盗賊の少年
  • R15+
  • 2537字
尤も、結婚を嫌がっているのはジャクリーンだけではなかった。
第2章:それしか策が無いのなら
  • R15+
  • 2860字
「後悔しませんか? 伯父さん」
第3章:襲撃
  • R15+
  • 3224字
「…なんでそんな平然としてられるんだよ!」
第4章:兄として生きる
  • R15+
  • 3478字
(ヴィクトーを人殺しにはさせない。そして、俺もまだ死ねるもんか)
第5章:いのち
  • R15+
  • 3758字
「ネスターは私の事なんて見た事無い…」
第6章:生きる選択肢
  • R15+
  • 4571字
「理性ってのが人間に能えられた特権だ。衝動を飼い馴らせるようにしろ」
第7章:暗闇の蜜蜂
  • R15+
  • 3520字
恐らく彼女の気が変わって本気で反撃されたら自分は防御する間も無くやられる。冷や汗をかくネスターとは対照的に、少女は落ち着き払って言った。
第8章:無意識の防衛
  • R15+
  • 3264字
「忘れてるんじゃないわ。記憶が封じられているのよ」

番外編

云えなかった言葉
  • G
  • 1171字
番外編(本編ネタバレ有)。ヴィクトーとネスターの話。
屋上の少年
  • G
  • 1405字
私はいつでもああなりたかったよと。
二人の賢者
  • PG12
  • 2908字
「母親なんていない」―ネスターとフェリックス・キュリーの話
遮るもの
  • G
  • 1972字
「マクドネル君ってさ、私達の事ほんとに嫌いだよね」
鞄の中身
  • G
  • 5238字
どう見てもラブレター。
とある孤独な研究者の話
  • G
  • 2684字
オズワルドは最早自由だった…想像以上に深い孤独がおまけで付いてきたが、とにかく自由だった。
ゾンサバログ
  • G
  • 10870字