remembrance
あれはまだ上着の要る頃だった
最後の表情等憶えていない
きっと私が笑ってる陰で
悔し涙堪えていたでしょう
卒業>しても>まだ一緒に居られると
甘い>考え>が諦めを悪くした
だから>今でも>記憶の片隅にある
君の笑顔保存する抽斗
remembrance
君の方は嬉しかったのかもね
道が分かれて
remembrance
君をウィンドウ越しに見付けた時
嬉しかったよ
まだ君が笑っている事が
二人共幼過ぎただけだった
もしも今初めて出逢ったのなら
きっと私は恋には落ちない
君の心は知らないけれど
今でも>一つ>だけ後悔しているの
気持ちを>伝え>て良かったと思ってる
だけど>どうして>あの時の私達は
答えを出す事を
remembrance
君の写真捨ててしまった後で
勿体無がる様に
寂しく思ってしまう気がするよ
君の笑顔を
抽斗から追いやってしまうと
私に悪意等ある筈が無い
拘泥してるのは君の方だと
言えな>かった>時点で変わらないのは
君の顔と同様に私の中身だったね
remembrance
5年振りの君の心の中を
見ずに別れた
remembrance
それで良かったという事にしよう
もう永遠に
顔を見ないかもしれないけど
remembrance
君の方も嬉しかったのかもね
話さないまま
remembrance
君と時を越えて向かい合う時
色付いていく
褪せかけた何時かの想い出が