Sangreal
歴史はいつも 運命と偶然を
混ぜこぜにするけど知る術は無い
時間はいつも 真実と想像を
判らなくするけど道は一つだけ
たとえ僕が磔刑になっても
どうか聖杯だけは壊さないで
たとえ君と別れてしまっても
どうか僕の事だけ忘れないで
教会の上 白い鳥が飛び立つ
自由の青い空へ僕は飛べない
教会の下 白い骨が眠ってる
囚われた青い薔薇 君はその花
もしも僕が磔刑になるなら
どうかその薔薇だけは枯らさないで
もしも君の許しが乞えるなら
どうか僕の剣だけ受け取って
夜は罪の時間なんかじゃなく
一番気高き心を持っている
たとえ僕が磔刑になっても
きっと僕の心は変わらないから
たとえ君が離れていっても
ずっと君の心よ変わらないで
もしも髪が僕等を見てるなら
どうか聖書だけは燃やしてほしい
もしも一つだけ願いが叶うなら
どうかあの日の事は忘れさせて
たとえ僕が磔刑になっても
どうか僕の薔薇よ涙しないで