still jail
心に鍵をかけて…
この扉が開くことのないように
永遠があるとしたら
きっと私の中だけにある
誰かと分かち合える
幸せも苦しみも無いから
足音が聞こえる夜
耳を塞いで
光が差し込む度
窓を閉じて
貴方から逃げる様に
心に鍵をかけて…
この想いが溢れることのないように
貴方と感じ合える
喜びも痛みも無い筈
呼ぶ声が消え去る度
気付くけれど
暖かさが冷める度
何かを失う
私から逃げる様に
想いが氷り付いてしまう日を
今も願っている
幸せがあるとしたら
きっと外の世界だけにある
知っているのに 解っているのに
心はそれを許さない
想いは届かないと
それもまたよく知っているから
この扉の前に独り
心に鍵をかけて…
この扉が開くことのないように
想いの時を止めて
外の世界を思い出せないように
貴方と過ごした季節は
幸せだったと信じたいけど
心に鍵をかけて…
想いは届かなくて…
それでも貴方に…