subway
湿気た空気 湿気た顔
僕は切符握り締め
ちょっと贅沢地下鉄
平日の合間の旅
窓の外は暗闇で
配管だけ曲がってる
次の駅の電灯は
僕の未来と同じか?
何を求めたのだろう
人工骨埋められて
流れる血は新鮮か?
そんな事無いのだろう
帰りたくない
切符は>改札が吸い込んでく
くすんだ蛍光灯が
隔てていた地上と地下
何処へ行くつもりだろう
幾度も交差しながら
歌う声は聴こえるか?
届いていないのだろう
何に成りたいのだろう
冷房に震えながら
流した涙は何も
意味してはないのだろう