the End
都会の雑踏の中に紛れ込む
僕の死神の跫音
頼り無い鍵の付いた扉を
叩く音は運命の鼓動か?
何の為に生きるの?
現実から逃げ出したい
八方塞とはこの事
望む物は無いからそっとしといてよ
無視して触れた君の手は存外
僕と同じく冷たくて少しほっとした
ネットの混沌の中に潜んでる
悪魔達の囁きは
本当にはリアルにも昔から
木霊してて気付かなかったんだ
誰の為に死ねるの?
そんな人居ないのに…
万事休すとは正に今だ
これ以上僕から何も奪わないで
無理して立った足元はふらつき
このまま地獄へ真っ逆さまに落ちるのか
若者の心の中に隠れ住む
深い虚無の姿は見えず
自己中な大人達の言葉を
一体誰が信じるというのか?
いつになれば終わるのだろうか
いっそ全部捨てられるならいいのにね
それでも触れた君の手は存外
僕よりずっと大きくて少しほっとした